将来において益々その必要性が増大し進歩を遂げる途上にある「病態と栄養」「食品成分と機能」「公衆栄養と疾病予防」の三つの分野の研究について，最先端で活躍する研究者によりその研究成果を概観する。

病態と栄養（病態栄養分野の進歩と課題　　レドックスとストレスの予防医学　　メタボリックシンドロームとエネルギー代謝転写調節　　栄養とインスリン分泌　　核内性受容体群による骨代謝制御の分子構造　　メタボリックシンドロームにおける肥満とその管理　　若年者の自律神経機能と遺伝子多型）／食品成分と機能（食品機能研究の進歩　　食品成分による免疫調節　　食物アレルギーの多様性と変動解析　　緑茶カテキンの脂質代謝改善作用　　NGF作用増強因子　　微生物機能を活用した食品機能の創出）／公衆栄養と疾病予防（エビデンスに基づく予防・治療　　骨の栄養と骨粗鬆症　　爪遺伝子診断による若年女性の食育）