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書名

よくわかる 失語症セラピーと認知リハビリテーション

筆頭著者

鹿島晴雄・他編(慶應義塾大学教授)

その他著者等

大東祥孝/種村 純

出版社名

永井書店

ISBNコード

ISBN978-4-8159-1808-8

発行年

2008年7月

判型 / 頁数

B5判 / 634頁

分類

臨床医学系/脳神経・神経内科学

価格

定価11,000円(本体10,000円 税10%)

内容

本書は,失語症と高次脳機能障害のリハビリテーションに関する基礎概念,症候,分野別のリハビリテーション各論,社会的支援に関しての包括的教科書.

目次

I 失語症セラピー・認知リハビリテーションの基礎概念

1 失語症症候学の発展
2 失行・失認の症候学―最近の進歩
3 注意・記憶・遂行機能の症候学―最近の進歩
4 社会行動障害の症候学
5 高次脳機能回復の生理学的メカニズム
6 原因疾患別の障害のメカニズムとそのリハビリテーション
7 認知神経心理学
8 発達性言語障害の認知神経心理学
9 心理言語学
10 コミュニケーション行動の理論
11 心理療法・行動療法
12 作業行動理論
13 神経心理学的リハビリテーションにおける音楽療法
14 参加の視点
15 セラピー研究の方法論:量的研究、単一症例研究、質的研究

II 失語症セラピー各論

1 失語症のリハビリテーション:各ステージに応じた対応
2 障害内容別の失語症訓練方針
3 急性期の対応
4 失語症のグループ訓練
5 拡大・代替コミュニケーション(AAC)
6 失語症者の社会参加

III 認知リハビリテーション各論

1 失計算
2 物体・画像・色彩の失認
3 相貌失認と地誌的障害
4 同時失認
5 半側空間無視・無視症候群
6 半側空間無視と関連症状に対する多角的アプローチ
7 聴覚失認
8 触覚失認とその周辺
9 身体失認
10 病態失認
11 肢節失行
12 構成・着衣の失行
13 前頭葉性動作障害
14 離断症候群
15 「注意」障害
16 エピソード記憶障害
17 意味記憶障害
18 手続き記憶障害
19 遂行機能障害
20 認知症
21 外傷性脳損傷
22 意識障害
23 意欲・発動性の障害
24 攻撃性
25 抑うつ・不安

IV 発達障害に対する神経心理学的アプローチ

1 発達性dyslexia、発達性読み書き障害
2 特異的言語障害(SLI)
3 小児失語
4 小児聴覚失認
5 小児における視覚失認
6 発達性計算障害
7 知的障害
8 注意欠陥/多動性障害(ADHD)と発達性協調運動障害(DCD)
9 広汎性発達障害―高機能自閉症とアスペルガー障害を中心に

V 社会的支援

1 失語症と高次脳機能障害に対する社会支援体制
2 高次脳機能障害者のソーシャルワーク
3 就労支援