書名 |
実践 小児外傷初療学 ―初期対応と緊急処置 |
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筆頭著者 |
益子邦洋・編(日本医科大学救急医学教授) |
その他著者等 |
武井健吉(日本医科大学千葉北総病院救命救急センター):責任編集 |
出版社名 |
永井書店 |
ISBNコード |
ISBN978-4-8159-1807-1 |
発行年 |
2008年6月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 370頁 |
分類 |
臨床医学系/救急医学 |
価格 |
定価10,450円(本体9,500円 税10%) |
実践的な小児外傷学について解説したテキスト.初期診断,初期治療に焦点を絞り,全身の損傷状況の評価,全身の管理の方法を中心に解説する.
目 次
I 小児外傷学総論
1 小児外傷の疫学
2 わが国の小児外傷医療の現状
3 PALS
4 JATECTM
5 JPTECTM
6 小児外傷の解剖学的特徴
7 外傷初期診療において知っておくべき生理学的特徴
8 緊急度・重症度評価
9 小児の呼吸不全とショック
II 小児外傷学各論
1 頭部外傷
2 顔面外傷
3 胸部外傷
4 腹部外傷
5 四肢・骨盤外傷
6 脊椎・脊髄外傷
7 広範囲熱傷
8 重症頭部外傷における小児集中治療
III 必須基本手技
1 気道管理
2 頸椎保護
3 胸腔穿刺・胸腔ドレナージ
4 末梢静脈路確保
5 骨髄輸液
6 心嚢穿刺,心嚢開窓法
7 緊急開胸・大動脈遮断
IV 外傷初期治療
1 モニタリング
2 Fluid resuscitation
3 外傷初期治療に必要な緊急薬剤とその投与量・投与法
4 外出血に対する緊急処置
5 骨折・脱臼に対する緊急処置
6 血管外傷に対する緊急処置
7 動脈塞栓術(TAE)
8 緊急開胸,開腹手術の適応
9 軽微な(生命にかかわらない)外傷の管理
V 小児外傷を取り巻く諸問題
1 海外の小児外傷診療システム
2 事故防止
3 小児虐待(非偶発的外傷)への対応
4 予後不良児の家族への対応
5 小児集中治療室(PICU)の現状と課題
6 医療機関の連携