書名 |
総合診療医のための「子どもの眠り」の基礎知識 |
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筆頭著者 |
神山 潤・著(東京北社会保険病院 副院長) |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-88002-680-0 |
発行年 |
2008年6月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 97頁 |
分類 |
臨床医学系/小児科学 |
価格 |
定価2,750円(本体2,500円 税10%) |
●「子どもの眠り」に特化した本邦初の教科書
成人の患者さんの悩みに対しては、眠りに関する基礎知識および臨床的事項を医療者が正確に持つことで、適切な対応が可能な場合が多い。
しかし、小児の患者さんの場合には、子どもたちをとりまく社会環境の影響もあり、対応に苦慮するケースが少なくありません。
そこで、本書は「子どもの眠り」に特化し、その臨床的事項を中心に概説。
日常の臨床で眠りの悩みへの対応を迫られる総合診療医、家庭医の先生方にとっては、必読の一冊です。
I.眠りに関する基礎的事項
1.睡眠中枢・覚醒中枢
2.生体時間
3.睡眠覚醒の切り替え
4.レム睡眠とノンレム睡眠
5.睡眠物質、サイトカイン、ホルモン
6.動物の眠り
7.夢
II.眠りの加齢変化
III.睡眠の観察
1.睡眠ポリグラフィー
2.睡眠ポリグラフィー以外の睡眠観察
3.評価項目
IV.小児でよくみる睡眠関連病態
1.不眠症
2.睡眠呼吸異常症
3.過眠症
4.概日リズム異常症
5.睡眠随伴症
6.睡眠関連運動異常症
7.単独の諸症状・正常範囲内と思われる異形症状・未解決の諸症状
8.国際分類にない項目
V.夜ふかし
1.現状
2.筆者の研究から
3.問題点
4.対策
5.社会の認識のズレ
6.夜ふかし関連病態:起立性調節障害、慢性疲労症候群、burnout、抑うつ傾向
7.失同調
8.眠を制べし(ネムリヲイマシムベシ)
VI.症例呈示(全12症例)