書名 |
リハビリテーション医療入門 (増補版) |
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筆頭著者 |
武智秀夫・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-00542-5 |
発行年 |
2007年12月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 128頁 |
分類 |
リハビリテーション/リハビリテーション基礎 |
価格 |
定価1,980円(本体1,800円 税10%) |
わが国におけるリハビリテーション医療の草分けのひとりである著者が、保健・医療・福祉の分野で活動する人達にリハビリテーション医療を正しく理解してもらうことを目的に、長年の経験をふまえてわかりやすく解説した入門書。リハビリテーション医療に必要な心理学、職業復帰、福祉就労など、従来の書よりさらにふみこんでいる。近年の医療制度改革をふまえ最新の情報を取り入れた増補版。
I 障害とリハビリテーション医療
1. 障害と疾病
2. 障害の種類
3. 障害のレベル
4. いろいろな社会復帰
5. リハビリテーション医療
II リハビリテーション医療の対象になる障害
1. 麻痺
2. 高次脳機能障害
3. 関節の障害
4. 四肢の切断
5. 難病による障害
6. 小児の障害
7. 呼吸障害・心臓障害など
III リハビリテーション医療で治療する日常生活の障害
1. 日常生活動作
2. 起座,移動の障害
3. セルフケアの障害
4. 排泄の障害
5. コミュニケーションの障害
6. 社会的認知の障害
7. ハウスキーピングの障害
IV リハビリテーション医療に必要な心理学
1. 人の心
2. 本能,知性,動機づけ
3. 感情(情動,情緒)
4. パーソナリティー
5. 意志,認知,学習,認知症
6. 自己像
7. コーピング,防衛機制
8. 対人関係,性の問題
V 障害者側の問題
1. 障害の告知
2. 障害の受容
3. 経済的問題
VI リハビリテーション医療の職種とその役割
1. 医師
2. 理学療法士(PT)
3. 作業療法士(OT)
4. 言語聴覚士(ST)
5. 義肢装具士(PO)
6. リハビリテーション・エンジニア
7. 医療ソーシャルワーカー(MSW)
8. 看護師
9. 臨床心理士
VII リハビリテーション医療の進め方
1. 障害の予後を予見する
2. 障害を評価しゴールと期間を設定する
3. チームカンファレンス
VIII いろいろな社会資源
1. わが国の社会保障
2. 医療費
3. 障害者自立支援法
4. 医療費の公費助成
5. 老人医療
6. 働けない間の収入
7. 障害年金
8. 補装具,日常生活用具,住宅改造
IX 職業復帰
1. 職業復帰に至るいろいろな過程
2. 職業リハビリテーションの施設
3. 法定雇用率
4. 職業復帰の場
5. 福祉就労と職業リハビリテーションとの違い
X 福祉就労の施設
1. 障害者自立支援法での施設・事業体系
2. 障害者自立支援法にもとづく福祉就労の施設
3. 訓練施設と生活施設
XI 介護保険
1. 判定と措置,契約
2. 介護度の評価
3. 介護保険による居宅サービス
4. 介護保険の施設
5. 介護保険とリハビリテーション医療
XII 地域リハビリテーション
1. ノーマライゼーション
2. 地域リハビリテーション
3. わが国における地域リハビリテーション
XIII 「リハビリテーション」という言葉
1. 広い意味で使われる「リハビリテーション」
2. 身体障害者(肢体障害者)に使われる「リハビリテーション」
付. 参考図書
索引