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書名

手足のしびれ,歩きにくい症状がある方に ―診療ガイドラインに基づいた頚椎症性脊髄症ガイドブック

筆頭著者

日本整形外科学会診療ガイドライン委員会・編

その他著者等

頚椎症性脊髄症ガイドライン策定委員会 編

出版社名

南江堂

ISBNコード

ISBN978-4-524-24775-2

発行年

2007年11月

判型 / 頁数

B5判 / 74頁

分類

臨床医学系/整形外科学

価格

定価1,320円(本体1,200円 税10%)

内容

整形外科の日常診療でよくみられる「頚椎症性脊髄症」についての一般の方々のためのやさしい手引書.病気の成り立ちや進行の具合,必要な検査の種類や治療方法,あるいは手術後の経過や日常生活での注意点などを,医師向けガイドラインに基づいて解説する.首・肩の痛みや手足のしびれなどが気になりだした人,この病気の診断を受けた人が抱く疑問を分かりやすく解説.医学用語にはふりがなを付し,適宜「用語解説」を設けた.

目次

【主要目次】

はじめに

まえがき
 1.頚椎症性脊髄症とは
 2.この本の読み方と「推奨度」

第1章 頚椎と頚髄のしくみと働き(解剖・生理)

第2章 頚椎症性脊髄症のなりたちは(病態)
 1.頚椎症性脊髄症はどんな病気ですか? 何か原因はあるのですか?
 2.脊柱管狭窄は頚椎症性脊髄症になりやすい
 3.頚椎症性脊髄症ではどんな症状がでますか?
 4.首が悪くて手に痛みやしびれがあります。頚椎症性脊髄症ですか?

第3章 頚椎症性脊髄症についてわかっていることは(病気の特質,自然経過)
 1.どのくらいの年齢から生じますか? 男女差はありますか?
 2.症状はどのように経過しますか?
 3.症状が悪化するのはどのような場合ですか?

第4章 頚椎症性脊髄症の診断はどうするの(診断)
 1.どのような症状が出たら病院に行ったほうがいいですか?
 2.病院に行くとどのような診察をされるのですか?
 3.レントゲン検査,MRI検査は必要ですか?
 4.みきわめるべき他の病気はありますか?

第5章 治療はどうするの(治療)
 手術以外の方法はあるの(保存療法)
 1.薬,首の牽引など手術以外の方法は? またその効果はありますか?
 2.整体,マッサージ,カイロプラクティックは効果がありますか?
 3.どんなふうになったら手術を受けなくてはなりませんか?

 手術はどうするの(手術療法)
 1.手術にはどんな方法がありますか? また入院期間はどのくらいですか?
 2.手術で手足が動かなくなったり,車椅子が必要になるようなことはありませんか?
 3.年をとっていても手術を受けて大丈夫ですか?
 4.手術をするとして,仕事復帰までの期間はどのくらいですか?
 5.手術にはどのくらいの費用がかかりますか?
 6.病気,手術の説明を受けても納得できないのですが,どうすればいいのでしょうか?
 7.どこの病院に行けば安全に手術を受けられますか?

第6章 手術後の経過はわかっているの(予後)
 1.手術によって良くなりやすい症状と変わりにくい症状はありますか?
 2.手術後に症状が再び悪くなることがありますか?
 3.退院後の日常生活はどのようにしたらよいでしょうか?