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書名

診療所で教えるプライマリ・ケア ―地域で医師を育てるために

筆頭著者

前沢政次・編著

出版社名

プリメド社

ISBNコード

ISBN978-4-938866-37-2

発行年

2007年12月

判型 / 頁数

B5判 / 107頁

分類

医学一般/医学教育

価格

定価2,200円(本体2,000円 税10%)

内容

プライマリ・ケア教育が重要視されている。とくにプライマリ・ケアの実際の場である診療所での経験を学生や研修医に体験してもらうための実習や研修が必要とされている。しかし,受け入れる側の診療所にとっては不安がある。そこで,本書は,診療所で実習や研修の学生や研修医を受け入れるためのさまざまなノウハウが解説したものである。

目次

《診療所実習の意義》
■なぜ地域での医学教育が必要なのか
■診療所実習の意義とは
■診療所でしか学べないこととは
参考file 地域基盤型医療とは
■診療所における実習とは-まずは背中を見せる実習から
■受け入れ診療所の“よくある質問”とは-不安と対応策
■受け入れ診療所のメリットとは
《診療所実習のシステムづくり》
■実習を計画するときに検討すべきこととは
■実習立ち上げまでに必要なこととは(大学)8
■大学から診療所へ実習参加を要請するには
■学生に何を学ばせるか(目標)
参考file 目標の設定(GIO,SBO)
■実習プログラムはどう組み立てるべきか
参考file 実習の目標と方略の例-名古屋大学実習カリキュラムから
■実習に向けてどう計画を立てていくべきか
■診療所医師による学生指導のコツとは
■大学教員と診療所医師とはどう連携すべきか
参考file 診療所医師と大学教員との関係づくり(受け入れ経験のある医師からのアドバイス)
《診療所実習の準備》
■実習前に診療所側で準備すべきこととは
参考file 医学生の臨床実習において一定条件下で許容される基本的医行為
■実習前に大学で準備すべきこととは
《診療所実習の実際》
■診療所での実習の実際-1日間
■診療所での実習の実際-3日間
参考file 医学部5年生の3日間の実習
■診療所での実習の実際-2週間
■診療室以外でもできる実習とは
■実習期間中に大学が確認すべきこととは
■実習中に起こりうるトラブルの診療所での対応とは
《診療所実習終了後の手続き》
■実習後に行う学生に対する評価とは
■実習後に大学がすべき手続きとは
■実習後に診療所がすべき手続きとは
■実習後のプログラムの評価とは
■大学から診療所へのフィードバックとは
《さいごに》
■診療所実習から診療所研修へ
■実習経験者の実習感想文
■さらに診療所実習について詳しく知りたい人ためのResource