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書名

ドクター夏井の 外傷治療「裏」マニュアル ―すぐに役立つHints & Tips

筆頭著者

夏井 睦・著(石岡第一病院 傷の治療センター)

出版社名

三輪書店

ISBNコード

ISBN978-4-89590-276-2

発行年

2007年5月

判型 / 頁数

A5変型判 / 140頁

分類

臨床医学系/形成外科学

価格

定価2,860円(本体2,600円 税10%)

内容

夏井 睦がセンター長を務めていた病院では,初期研修医に対し世界にも類例のない方針で教育を行っている。それは,顔面と手の外傷を中心とした治療だけをきっちりと研修医に教え込むというものである。
外傷患者の受傷部位の大半は顔面や手などの露出部が占め,外傷の種類は擦過創,裂創,熱傷がほとんどである。つまり,顔面裂創や擦過創,手指の裂創の治療ができれば,救急外傷患者の8割方が治療できることになるのである。
この教育方針の結果,傷の治療センターではたった2週間の研修ですべての研修医がほとんどの外傷を治療できるようになり,大半の患者さんも治療に満足して帰っていく。
本書は,傷の治療センターで行われている顔面裂創の縫合,手の外傷,熱傷,感染創の治療を中心に,すぐに役立つコツと技術を紹介する。
中には,従来の教科書には載っていないものや,異なる方法で書かれているものも多いが,これらはドクター夏井が日々現場で患者と向き合いながら改良を加えて作り上げた,最新のテクニックである。
この一冊で,君も現場の即戦力に!

目次

第1章 外傷治療の基本を学ぼう
救急医だからこそ顔と手を学ぼう
顔面裂創は怖くない
手・手指裂創も怖くない
止血法
局所麻酔
縫合の練習
手早く縫合すべき理由
縫合糸の選択
縫合の手袋は未滅菌でよい
筋膜は縫合するが筋肉と脂肪は縫合しない
マットレス縫合
スキンステープラーの問題点
縫合後のドレッシング・テーピング
創傷被覆材
擦過創・挫創の治療
熱傷治療
日焼けの治療
表皮剥離
上皮化終了後は紫外線に注意
動物咬傷の治療
粉瘤の治療
皮膚は洗うが創面は洗わない
絆創膏かぶれの予防に湿布薬
ガーゼドレナージはドレナージではない
ナイロン糸でドレナージ
軟膏とクリーム

第2章 部位別治療のコツ
■頭部
 頭皮裂創
 小児の頭皮裂創
 小児の頭皮裂創で一工夫
 頭皮擦過創の治療
 頭髪が創に入ると感染するのか
 頭部熱傷
■顔面
 顔面裂創縫合のコツ
 歯牙による口唇貫通創
 歯牙による刺創,裂創
 口唇の擦過創,挫創
 口腔内裂創
 顔面骨骨折に緊急性なし
 顔面骨骨折の診断のコツ
 鼻骨骨折の診断
 鼻骨骨折の麻酔
 顔面熱傷
■手指,趾
 指(趾)の麻酔
 神経は動脈を守っている
 手袋でターニケット
 心臓に近いところを縛らない
 指節骨骨折とX線写真
 指開放骨折の優先順位
 手掌や手背の縫合
 切断指・指尖部損傷の治療方針
 切断指の処置
 爪下血腫
 爪甲裂創
 指掌側の腱が露出したら
 手背の歯牙による裂創
 指外傷の緊急性
 手荒れ,主婦手湿疹の治療と予防
 手・指の熱傷
■体幹
 会陰部,肛門部潰瘍
 術後縫合創離開
■下腿
 「弁慶の泣き所」はトラブルが多い
 陥入爪の処置
 糖尿病性潰瘍・壊疽の治療