書名 |
インスリン療法マスターガイドブック ―導入からトラブル対処法まで |
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筆頭著者 |
清野弘明・他著 |
その他著者等 |
朝倉俊成 著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-524-24289-4 |
発行年 |
2007年10月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 208頁 |
分類 |
臨床医学系/糖尿病 |
価格 |
定価3,630円(本体3,300円 税10%) |
糖尿病患者さんへのインスリン療法指導に日々奮闘している医療スタッフのためのガイドブック.インスリンの基礎知識はもとより,ペン型インスリン注入器,専用注射針の種類・選択・指導から,自己注射の手技の指導法,また個別指導のポイント,トラブル時の対処法,セーフティマネジメントまでを実践的に解説.指導のコツを知りたい時,指導に困った時に必ず役立つ一冊.
【主要目次】
I章 インスリン療法のための知識とその指導
1 インスリン製剤の種類と作用動態
2 1型糖尿病におけるインスリンの使い方
3 2型糖尿病におけるインスリンの使い方
4 その他の糖尿病(二次性糖尿病)におけるインスリンの使い方
II章 デバイスの種類と特徴・選択法
1 ペン型インスリン注入器の選択・指導
2 インスリン注入器専用注射針の選択・指導
III章 インスリン療法指導の実際
1 患者説明のポイント
2 インスリン自己注射の手技の指導
3 ペン型インスリン注入器の基本操作手順と注意点
4 注射液の混濁と注入タイミング・注射時間の指導
5 ライフスタイルを考慮したデバイスの選択・指導
6 血糖自己測定の指導―2型糖尿病の場合
7 低血糖への対応
8 シックデイの対応
9 インスリン治療と運動療法
IV章 インスリン療法の個別指導のポイント
1 インスリン治療に抵抗感がある患者さんへの指導
2 高齢者における指導
3 小児における指導
4 妊婦における指導
5 視力障害のある患者さんへの指導
6 片麻痺のある患者さんへの指導
7 糖尿病神経障害が強い患者さんへの指導
8 認知症の患者さんへの指導
V章 インスリン療法のトラブル対処法
1 インスリンが出ない場合
2 液漏れがあった場合
3 インスリン注入器を落としてしまった場合
4 インスリンが凍ってしまった場合
5 インスリンカートリッジ内に空気が入っている場合
6 インスリンカートリッジ内が褐色になった場合
7 インスリンカートリッジのゴム栓が膨らんでいた場合
8 注入ボタンが重い場合
9 注射針が曲がっていた場合
VI章 インスリン療法のセーフティマネジメント
1 トラブル発生原因とその判別法
2 災害時への備え
参考文献
コラム
・インスリン投与量変更時のポイントは?
・服の上から注射しても大丈夫?
・決められた時間にインスリンが打てない場合はどうする?
・懸濁インスリン製剤の混和の指導法はどのようにすればよいか?
・ドロップアウト例における指導法のポイントは?