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書名

渡辺式家族アセスメントモデルで事例を解く ≪家族ケアの技を学ぶ 3≫

筆頭著者

渡辺裕子・著

出版社名

医学書院

ISBNコード

ISBN978-4-260-00555-5

発行年

2007年9月

判型 / 頁数

A5判 / 288頁

分類

臨床看護/診療科・疾患/家族看護

価格

定価2,640円(本体2,400円 税10%)

内容

家族に生じている問題とその背景を、構造化して理解するための思考プロセスをモデル化したのが、渡辺式家族アセスメントモデル。シリーズ第3弾の本書は前著2編とは異なり、15の事例でこのモデルを体験・習得するよう、Q&Aなども挟みながら構成される。家族に生じている困難の背景を理解し、そして援助の糸口をつかめるようになるための実践書。

目次

まえがき
序章 渡辺式家族アセスメントモデルとは
CASE1 介護ストレスで過食を招いている糖尿病患者
CASE2 患者への病状説明を強く拒む家族
CASE3 母親への甘えが満たされず、ナースへの依存が強まった若年糖尿病患者
CASE4 家庭の状況から、セルフケアが困難な透析患者
CASE5 精神科に長期入院中で退行が著しい患者
CASE6 重度の障害をもつに至った夫への治療を拒絶する家族
CASE7 終末期の治療選択をめぐり、関係性に溝が生じた家族
CASE8 糖尿病性腎症で透析導入が必要となりながら、親の介護を理由に入院を拒む息子
CASE9 せん妄を来たした高齢患者への面会を要請し、ナースとの間に溝が生じた家族
CASE10 子どもを喪失した家族から怒りを向けられ、職場全体にも問題が波及
CASE11 父親への攻撃的言動を繰り返す統合失調症患者と、疲弊する家族
CASE12 ゴミが散乱する劣悪な環境で、父親を一人で介護する独身の長男
CASE13 終末期に至ったわが子をもつ両親から、攻撃的な言動に追いつめられるナース
CASE14 終末期の患者・家族に深くかかわりすぎ、スタッフから疑問を呈されたナース
CASE15 家族と介護スタッフ相互のマイナス感情を、修復できなかったナース