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書名

質的研究実践ノート ―研究プロセスを進めるclueとポイント

筆頭著者

萱間真美・著

出版社名

医学書院

ISBNコード

ISBN978-4-260-00464-0

発行年

2007年9月

判型 / 頁数

B5判 / 104頁

分類

基礎看護/基礎看護学/看護研究

価格

定価2,420円(本体2,200円 税10%)

内容

看護実践やさらなる研究の深化に資する成果を得るために、質的研究プロセスの各段階において何を考慮すべきか、自身の研究例を紹介しながら具体的に解説。質的研究およびその成果を踏まえた量的研究に多く取り組んできた著者の経験に基づいた「ポイント」や「実践へのclue」だけでなく、「質か量か」の二項対立でないコラボレーション(協働)の実際を提示してその方向性を指し示す。

目次

第1章 質的データを用いた研究のステップ
 質的データにできること
 質的データを用いた研究に求められること
 研究のステップと本書がめざすもの
第2章 研究テーマの絞り込み
 学位論文,主任研究者として研究テーマを絞り込む
 プロジェクト研究にメンバーとして参加する場合
第3章 質的データの集め方
 インタビュー法
 参加観察
 アンケートの自由記載
第4章 質的データの分析
 コーディングとは
 研究目的に応じた分析の視点の違い
 コーディングの実際
 現象の核心を見出す
第5章 質的データを用いた論文のまとめ方
 論文執筆をどう捉えるか
 研究の背景の示し方
 文献検討の示し方
 研究方法論の示し方
 結果の示し方
第6章 質的研究結果のプレゼンテーション
 研究方法論の示し方
 研究結果のプレゼンテーション
第7章 質的データ分析のスーパービジョン
 質的データ分析におけるスーパービジョンのステップ
 質的データ分析におけるスーパービジョンのポイント
第8章 質的データと量的データのコラボレーション
 トライアンギュレーションによる論文の執筆
 質的データを量的データで補う場合
 尺度開発研究における質的研究結果の活用
おわりに
索引