書名 |
乳児の発達のみかたのエッセンス (改訂第2版) |
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筆頭著者 |
吉岡 博・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-7878-1593-4 |
発行年 |
2007年7月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 96頁 |
分類 |
臨床医学系/小児科学 |
価格 |
定価1,760円(本体1,600円 税10%) |

乳児における発達の評価・診断は極めて困難であるが,本書で即座に理解可能になったとの大好評・ロングセラー本を,大幅増ページ,索引追加等で改訂,一層使いやすくした

本書の方法と目的
I 序論
1 発達の遅れ
2 精神遅滞と脳性麻痺の違い
a お菓子が取れない
b 発達の遅れと歪み
3 発達診断に必要な原始反射と反応
a 原始反射について
b 非対称性緊張性頸反射
c 手の把握反射
d 足の把握反射
e 聴性瞬目
f 視性瞬目
g 顔布テスト
h パラシュート反応
i 原始反射と反応のまとめ
II 正常発達
1 うつ伏せの発達
a 新生児パターン
b 前腕支位(生後2~3か月)
c 肘支位(生後3~4か月)
d 三点支位(生後4か月半)
e 掌支位(生後6か月)
f 不完全な掌支位(生後5~6か月)
g うつ伏せの姿勢の発達のまとめ
2 仰向けの発達
a 新生児
b 手と手をロに(生後2か月)
c 下肢挙上・すり合わせ(生後4か月)
d 手を膝に(生後5か月)
e 手を足先に(生後6か月)
f 手を股に(生後8か月)
g 仰向けの姿勢の発達のまとめ
3 ボイタ法について
a 引き起こし(tractionresponse,ボイタ法セレクション,その1)
b コリスの水平反応(ボイタ法セレクション,その2)
III 精神遅滞(MR)の見つけ方
1 食欲と恐怖
2 目は知能の窓
3 顔布テスト
4 視性瞬目
5 パラシュート反応
6 コリスの水平反応
IV 脳性麻痺(特に痙直型麻痺)の見つけ方
1 把握反射と脳性麻痺
2 dystonic baby(ディストニック・ベビー)(ボイタ)
3 目の異常と脳性麻痺
V 発達チェックのまとめ
VI 診断と評価
1 月齢を聞かなくても当てる
2 遅れと歪み
3 1回で結論を出してはダメ
4 6か月には対策を決定する
5 訓練について
6 それそれの役割
7 発達の予後診断はむずかしい
VII セルフアセスメント
あとがき
索引