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書名

くすりの発明・発見史

筆頭著者

岡部 進・著

出版社名

南山堂

ISBNコード

ISBN978-4-525-72131-2

発行年

2007年4月

判型 / 頁数

A5判 / 231頁

分類

薬学/薬学一般/その他

価格

定価3,080円(本体2,800円 税10%)

内容

本書は,私たちの日常生活に必要かつ不可欠なくすりがどのような経緯で発見,あるいは発明されたかを,発明・発見者の人生行路にも焦点を当てながら,著者の博識と経験のもとに解説されている.薬学を学び,薬剤師として活躍される方はもちろん,医師,看護師をはじめ医療に従事されている方,あるいは何らかの形でくすりに関与されている方にとってのガイドブックともなる魅力ある1冊である.

目次

第1章 くすりの来た道

第2章 吸入麻酔薬の発見
   ・笑気ガス物語
   ・エーテルとクロロホルム物語

第3章 局所麻酔薬の発見
   ・カール・コラーの閃き

第4章 ある抗パーキンソン病薬の発見
   ・ヨセフ・クノール博士

第5章 抗アレルギー薬の発見
   ・モナコの海
   ・イソギンチャクの毒素

第6章 強心薬の発見
   ・薬草と矢毒
   ・フレンケル博士の治療薬

第7章 血液凝固阻止薬の発見
   ・ヘパリン物語
   ・ワルファリン物語

第8章 抗マラリア薬の発見
   ・ペルーの国旗
   ・ジントニックの効果

第9章 ハイデンハイン教授の2人の弟子
   ・イワン・パブロフ
   ・アーネスト・スターリング
   ・モルヒネと条件反射

第10章 薬物依存からの脱却
   ・「黄金の腕」 とマーフィー

人物評伝

発明・発見史年表

あとがき