こころとからだのしくみ・働き・病気から，保健・医療制度・倫理まで，福祉に求められる医学関連の幅広い領域をカバーしながら，授業時間数内でこなせるようコンパクトにまとめた。
現代社会の福祉に直接リンクする医学関連知識を無駄なく収録しており，福祉系学科共通してテキストに最適，また四年生大学教育にも十分対応できる内容に仕上がっている。自習・国家試験対策にも好適。

1章　細胞学；生命とは？細胞と物質代謝
2章 人体の構造と機能；解剖・生理
　I．骨格・筋肉・脳神経・感覚器
　II．内臓
3章　年齢別にみた人の身体の異常症（病気）
4章　部位別にみた人の身体の異常症；臓器別主要疾患
5章　内分泌・代謝異常・アレルギー疾患
6章　造血器疾患と止血凝固の機序
7章　運動器官の疾患
8章　生活習慣病と健康日本21
9章　良性腫瘍と悪性腫瘍（がん）
10章　生殖と発達・成長
11章　精神の異常
12章　神経の異常
13章　知的障害とその周辺
14章　認知症
15章　公害・感染・感染予防・消毒法・ワクチン・感染症分類
16章　薬と健康・ジェネリック・サプリメント
17章　最新臨床検査技術
18章　介護職が行える処置
19章　在宅看護と介護における医療関連実技
20章　生活機能と機能回復（リハビリテーション）
21章　こころのケア
22章　難病対策
23章 ターミナルケア・移植再生医療と医療倫理
　I．施設入所認知症高齢者に対する緩和ケアモデル
　II．移植再生医療と医療倫理
24章　わが国の人口動態と衛生統計
25章　医療機関と医療関係職（医療と看護と介護）
26章　医療保険・介護保険