書名 |
ケアってなんだろう ≪シリーズ ケアをひらく≫ |
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筆頭著者 |
小澤 勲・編著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-00266-0 |
発行年 |
2006年5月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 304頁 |
分類 |
看護その他 |
価格 |
定価2,200円(本体2,000円 税10%) |
「ケアの境界」にいる専門家、作家、若手研究者らが、精神科医・小澤勲氏に「ケアってなんだ?」と迫り聴く。「ほんのいっときでも憩える椅子を差し出す」のがケアだと言い切れる人の《強さとやさしさ》はどこから来るのか――。感情労働が知的労働に変換されるスリリングな一瞬!
〔対話者〕田口ランディ(作家)、向谷地生良(べてるの家)、滝川一廣(精神科医)、瀬戸内寂聴(作家)、西川勝(看護/臨床哲学)、出口泰靖(社会学)、天田城介(社会学)。
少し長いまえがき――この本のなりたち
I部 向かいあって考える■対談
ケアと異界(×田口ランディ)
「当事者の時代」に専門家はどこに立つのか(×向谷地生良)
情動・ことば・関係性(×滝川一廣)
病いを得るということ(×瀬戸内寂聴)
II部 若手研究者が考える■インタビュー+論文
「私」はどこにいるのか(×西川勝)
小澤勲はカッコいい
なんてわかりやすい人たち(×出口泰靖)
具体の人、小澤勲
治らないところから始める(×天田城介)
小澤勲の生きてきた時代の社会学的診断
III部 認知症を生きるということ■公開講座より
IV部 「ぼけ」を読む■認知症高齢者をかかえる家族への手紙
少し長いあとがきと「遺言」、そして感謝