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書名

PT・OT・ST・学生のための やさしい嚥下障害の診療

筆頭著者

椿原彰夫・編著(川崎医科大学リハビリテーション医学教授)

出版社名

永井書店

ISBNコード

ISBN978-4-8159-1765-4

発行年

2006年9月

判型 / 頁数

B5判 / 185頁

分類

臨床医学系/リハビリテーション医学(医師対象)

価格

定価4,180円(本体3,800円 税10%)

内容

嚥下障害のことをまったく知らない初心者向けの教科書.コメディカルから専門職を目指す学生や医師,医学生まで簡単に勉強できる入門書.

目次

CHAPTER 1 嚥下障害の基礎的知識
1.あなたも嚥下障害?
2.嚥下障害は完治しない!
3.でも、摂食可能となるアプローチ
4.嚥下障害患者様にも安全に食べさせてあげたい!
5.嚥下障害の医療チームに参加しませんか?
6.これだけは覚えておきたい解剖学
7.これだけは知っておきたい生理学
8.摂食・嚥下の新しいステージ分類
9.摂食・嚥下の障害ではどのようなことが起こるの?
10.誤嚥だけが嚥下障害ではない!
11.むせ返り症状のない誤嚥ほど危ない!
12.食べさせることと自分で食べること
13.どんな病気が嚥下障害を起こすの?
14.高齢者は誰でも危ない!

CHAPTER 2 嚥下障害の診断と評価
15.誰にでもできる診察のコツ
16.嚥下造影検査で何がわかる?
17.嚥下造影検査に同席してみよう!
18.嚥下内視鏡では喉頭がよく見える

CHAPTER 3 嚥下障害の治療法
19.口腔衛生を軽視する医療者に嚥下障害治療の資格なし!
20.鼻からの長期カテーテル留置は最悪の医療!
21.嚥下障害治療の基本は全身耐久性の向上にあり!
22.栄養状態の悪い患者様に食べさせては駄目!
23.食物摂取をせずに行う間接的嚥下訓練
24.発声と嚥下には深い関係がある
25.直接的嚥下訓練は食物形態の選択から
26.嚥下食のレシピ教えましょうか?
27.間違えやすいキザミ食とミキサー食
28.とろみ調整食品とゼリーって、どう違うの?
29.市販食品を上手に使いたい
30.なぜ、リクライニング姿勢がよいと思う?
31.頸部の前屈と回旋の意義を知りたい!
32.摂食時のテクニック
33.咳をすることは大事!
34.入れ歯は装着した方がよいの?
35.咀嚼に障害がある場合のアプローチ
36.歯科医に依頼したい機能補助装置とは?
37.嚥下反射に問題がある場合にはどうするの?
38.輪状咽頭筋弛緩不全って知ってる?
39.胃瘻って、誰にでも設置するのが適切か?
40.胃腸の機能についても勉強したい
41.間接的経管栄養法って有効な手段?

CHAPTER 4 嚥下障害の疾患別アプローチ
42.脳血管障害急性期の嚥下アプローチ
43.脳血管障害回復期のリハビリテーション
44.球麻痺と偽性球麻痺
45.外傷性脳損傷は摂食可能になる!
46.改善が難しい神経難病
47.ミルクを飲めない新生児・乳児を助けたい
48.脳性麻痺児にも食べさせてあげたい!
49.重度の認知症患者様に食べさせて大丈夫?
50.誤嚥性肺炎の原因は、食事の誤嚥だけではない!

CHAPTER 5 嚥下障害のリハビリテーション戦略
51.急性期からアプローチする嚥下チーム
52.嚥下治療における各療法士の役割を知りたい
53.看護師さん、あなたは主役!
54.障害の完治が嚥下障害治療の目的ではない!
55.退院後も重要な摂食指導の継続
56.嚥下障害の重症度分類
57.リハビリテーションはどの程度有効か?
58.最後の手段!外科的治療
59.救急事態への対応と安全管理
60.命を大切にしよう!