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書名

再生医療のための 発生生物学 ≪再生医療の基礎シリーズ-生医学と工学の接点- 1≫

筆頭著者

浅島 誠・編著

出版社名

コロナ社

ISBNコード

ISBN978-4-339-07251-8

発行年

2006年4月

判型 / 頁数

B5判 / 280頁

分類

基礎医学系/生物学、分子生物学

価格

定価4,730円(本体4,300円 税10%)

内容

正常な発生過程における肢や種々の器官形成と未分化な胚性幹細胞や体性幹細胞からの器官形成はどのように違うのだろうか。本書では,再生能力をもつ動物の,脳,眼,腎臓,肝臓などの再生に焦点を当てながら概説していく。

目次

1. プラナリアの再生
 1.1 プラナリアとは
 1.2 プラナリアの体のつくり
 1.3 プラナリアの生殖
 1.4 プラナリアの分化全能性幹細胞
 1.5 プラナリアの体づくりのルール
 1.6 プラナリアの再生能力から再生を考える

2. コオロギの脚の再生メカニズム
 2.1 はじめに-歴史的背景-
 2.2 コオロギの脚の発生
 2.3 コオロギの脚の再生
2.4 おわりに -脊椎動物との関係-

3. 組織再構築過程としての無尾両生類の変態
 3.1 はじめに
 3.2 変態とはなにか
 3.3 変態を誘導する物質 ?甲状腺ホルモン?
 3.4 変態スイッチとしてのTR ?TRによる遺伝子発現の制御機構?
 3.5 変態遺伝子プログラム
 3.6 変態における表皮幹細胞の振る舞い
 3.7 消化管の変態における上皮幹細胞の振る舞い
 3.8 おわりに

4. 両生類の四肢の再生
 4.1 はじめに
 4.2 四肢再生過程
 4.3 再生研究の応用
 4.4 おわりに

5. 両生類の器官形成
 5.1 はじめに
 5.2 アニマルキャップの多分化能と試験管内での組織や器官の誘導
 5.3 濃度勾配説
 5.4 中胚葉誘導のメカニズム
 5.5 試験管のなかで再現する幼生の形づくり
 5.6 試験管のなかでの心臓形成と生体への移植実験
 5.7 Activinとレチノイン酸による腎臓および膵臓の誘導
 5.8 ActivinとAngiopoietinによる血管内皮細胞の誘導
 5.9 おわりに

6. 脳形成と再生
 6.1 はじめに
 6.2 脊椎動物の脳形成
 6.3 脳の再生
 6.4 哺乳類の脳再生の可能性

7. ニワトリの消化器官形成
 7.1 はじめに
 7.2 脊椎動物の消化器官
 7.3 消化器官形成の分子機構
 7.4 消化器官の発生と再生医療

8. 脊椎動物の眼の形成と再生
 8.1 眼の器官形成の概略
 8.2 水晶体の発生
 8.3 水晶体分化の開始機構
 8.4 分化転換による水晶体分化 ?下垂体と網膜から?
 8.5 カエルの角膜からの水晶体再生
 8.6 イモリの虹彩背側からの2段階による水晶体再生
 8.7 網膜の発生
 8.8 網膜の再生
 8.9 両生類における網膜の再生
 8.10 トリにおける網膜の再生
 8.11 魚類における網膜の成長と再生
 8.12 哺乳類の網膜再生
 8.13 網膜再生研究の今後

9. マウス神経の発生と再生
 9.1 はじめに
 9.2 発生過程における神経幹細胞
 9.3 グリアと神経幹細胞
 9.4 培養条件下での神経幹細胞
 9.5 マウスとほかの脊椎動物の神経前駆細胞の比較
 9.6 マウス成体における神経新生および神経再生
 9.7 神経幹細胞を用いた神経治療
 9.8 おわりに

10. 腎臓形成のメカニズムと再生への挑戦
 10.1 はじめに
 10.2 腎臓の発生
 10.3 腎臓発生の分子機構
 10.4 尿の流れが発生を制御する
 10.5 腎臓は再生できるか
 10.6 おわりに

11. 消化器領域における幹細胞分離と医療応用
 11.1 はじめに
 11.2 幹細胞とは
 11.3 フローサイトメトリーを用いた幹細胞分離法
 11.4 肝臓における幹細胞システム
 11.5 肝臓における組織幹細胞の分離・同定
 11.6 肝幹細胞の純化と自己複製
 11.7 膵臓における組織幹細胞の分離・同定
 11.8 消化器官における幹細胞システムの階層性
 11.9 腸管細胞を用いたインスリン産生細胞の分化誘導
 11.10 再生医学の方法論
 11.11 将来の展望
 11.12 おわりに