書名 |
麻酔科学の源流 |
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筆頭著者 |
松木明知・著(弘前大学名誉教授) |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-88003-765-3 |
発行年 |
2006年4月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 264頁 |
分類 |
臨床医学系/麻酔科学 |
価格 |
定価5,720円(本体5,200円 税10%) |

医療の安全性についての様々な観点から考察。麻酔科学の歩み、及び日本が誇る麻酔科学の祖、華岡青洲に関する論考、加えて麻酔科学に関連した用語、エピソードを解説。

第1章 医療、事故、安全
1.Asclepiades,Vesalius and Osler
-安全、迅速、そして快適-
2.いま、医療に最も求められているもの
3.サイエンスとアートの狭間で
4.安全・安心な医療
5.医療事故予防のポイント
-MATSUKI'S SEVEN RULESの提唱-
第2章 日本における麻酔科学の歩み
1.麻酔科学の温故知新
-なぜ歴史的研究が必要なのか-
2.日本の麻酔科科学史における重要な2,3のエピソード
3.笑気研究会の歩み
4.「麻酔」誌に見られる麻酔科学史の論考
5.著書出版から見た日本麻酔科学史年表
第3章 華岡青洲に関する最近の知見
1.華岡青洲に関する最近の知見
-麻沸散による全身麻酔下乳癌手術施行200周年を記念して-
2.華岡青洲研究史の歩み
3.華岡青洲の著述と医の哲学
第4章 「麻酔」の語史
1.造語と全身麻酔
2.華岡青洲と杉田玄白
3.「麻酔学」と「麻酔科学」
第5章 麻酔科学のパイオニアたち
1.ウィリアム・モートンのエーテル麻酔を見た幕末の日本人医師たち
2.Crush Syndromeを世界で最初に報告した皆見省吾
3.チャールズ・ダーウィンと麻酔前投薬
第6章 麻酔科学における記念碑的著書
1.JSエルスホルツ著「Clysmatica Nova」
-(新しい灌腸法)の復刻-
2.麻酔科学領域における復刻版発行の現況
3.数奇な運命を辿ったJohn Snowのエーテル麻酔の著書
-英国から米国、日本、そして再び英国へ-
4.数奇な運命を辿ったJhon Snowのエーテル麻酔の著書-続-