書名 |
よくわかる 乳癌のすべて |
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筆頭著者 |
飯野佑一・他編 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-8159-1755-5 |
発行年 |
2006年6月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 570頁 |
分類 |
臨床医学系/がん治療・緩和ケア |
価格 |
定価15,400円(本体14,000円 税10%) |

乳腺専門医を目指す若手医師,研修医,開業医,さらに患者や家族が直接読んでも理解できるよう乳癌について歴史から最新の現状までを幅広くわかりやすく解説する.

I.乳癌診療の過去・現在・未来
II.疫学
1.罹患率と死亡率の推移
2.家族性乳癌の診断,治療,予防
III.診断
1.乳腺の解剖と生理
2.視触診
3.マンモグラフィ
4.超音波検査
5.MRI
6.CT
7.核医学的診断
8.乳管内視鏡
9.細胞診
10.Core Needle Biopsy(CNB)
11.マンモトーム生検
12.外科的生検
13.乳癌の腫瘍マーカー
IV.病理
1.病理標本の取り扱い
2.乳癌と鑑別を要する良性疾患の病理
3.境界病変
4.組織型分類
5.病理学的悪性度分類
V.分子生物学的特徴
1.悪性度
2.エストロゲンレセプターとホルモン依存性分子機構
3.Intracrinologyとアロマターゼ
4.HER2
VI.手術療法
1.乳房切除術
2.乳房温存術
3.乳腺全切除
4.乳腺鏡視下手術
5.乳房再建術
6.術後管理,合併症,リハビリテーション
7.乳癌に対するRFA療法について
VII.薬物療法
1.術前薬物療法
2.術後薬物療法の基本的考え方
3.St. Gallemコンセンサス
4.再発治療(治療方針)
5.進行・再発乳癌の化学療法
6.進行・再発例の内分泌療法
7.骨転移の治療
8.分子標的療法
9.新薬開発の現状と展望
10.乳癌の発癌予防
VIII.放射線療法
1.術後放射線療法
2.再発乳癌に対する放射線治療
IX.乳がん検診
1.視触診の成績と限界
2.マンモグラフィ併用検診
3.乳房自己検診
X.乳癌診療におけるインフォームド・コンセント
1.患者への説明
2.乳癌診療におけるインフォームド・コンセント-セカンドオピニオン-
3.臨床試験(治験)
4.妊娠と乳癌
5.ホルモン補充療法・ピル
IX.チーム医療と緩和ケア
1.チーム医療
2.緩和ケア
3.サイコオンコロジー
4.緩和医療における薬物療法
XII.病期分類および治療効果判定
XIII.特別企画
1.乳腺専門医
2.クリニカルパス
3.診療ガイドライン
4.マンモグラフィ検診精度管理中央委員会
5.医療経済
6.家族性乳癌における遺伝カウンセリング
7.健康食品,代替医療
8.看護
9.薬剤管理
10.患者会
11.乳癌の歴史