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書名

IVUSテクニックマニュアル

筆頭著者

小谷順一・著

出版社名

南江堂

ISBNコード

ISBN978-4-524-24064-7

発行年

2006年7月

判型 / 頁数

B5判 / 188頁

分類

臨床医学系/循環器内科

価格

定価6,270円(本体5,700円 税10%)

内容

PCIの術前術後の診断・評価デバイスとして,今や欠かすことのできないIVUSについて,著者の豊富な経験・症例とエビデンスに基づき解説.IVUS機器のセットアップから画像の解釈,CAGとIVUSの比較,PCIへの応用までを実践的にあつかう.また,DESにおけるIVUSの活用法にも多くを割き,一層臨床に役立つ内容となっている.

目次

【内容目次】

1章 IVUS活用のための基礎知識

A IVUSにおける基礎知識と基本操作法
 1 システムの理解―solid state technologyとmechanical scanners
 2 機器のセットアップ―Clear View systemにおける関西労災病院法
 3 イメージの保存
 4 最低限押さえておくべき操作手技
  a.亜硝酸薬の冠動脈内投与
  b.カテーテルの通過―病変に起因するもの
  c.カテーテルの通過―解剖学的なもの
  d.カテーテルの断線
  e.冠動脈内におけるワイヤーとの干渉
  f.コントラスト法
 5 合併症とその対策

B IVUSの適応
 1 虚血性心疾患における IVUSの位置付け
 2 ガイドラインからみたPCIにおけるIVUSの適応
  a.ガイドラインの解釈と問題点
  b.術前のIVUSによる病変診断

C IVUSから得られること
 1 定量的評価
  a.外弾性板計測
  b.内腔計測
  c.粥種(plaque+media)計測
  d.ステント計測
  e.血管のリモデリング(vascular remodeling)
 2 定性的評価
  a.ソフトプラーク(soft, echolucent, low echoic)
  b.線維性プラーク(fibrous plaque)
  c.混合性プラーク(mixed plaque)
  d.石灰性プラーク(calcified plaque)

2章 冠動脈造影法(CAG)とIVUSからわかること

A IVUS像の読み方(解釈)の基本
 1 planner image(transverse image)とlongitudinal image
 2 正常血管のIVUS像
 3 IVUS像と解剖学的特徴
 4 病態に特徴的なIVUS所見
 5 IVUSからみたPCIの合併症
 6 IVUSのアーチファクト
 7  CAGでは評価困難な,特殊な病変症状のIVUS所見

B CAGとIVUSの対比
 定量的冠動脈造影法(QCA)の解釈とその限界
  a.定量的評価におけるCAGとIVUSの相違
  b.定性的評価におけるCAGとIVUSの相違
  c.血管の代償性リモデリングとプラークの局在性

C PCI後の病変部の変化
 1 PCIによる内腔開大の機序
 2 PCI後の遠隔期の病変変化

D デバイスからみたPCI
 1 POBA(plain old balloon angioplasty)
 2 粥種切除・焼灼術(atherotomy,atheroablation)
  a.方向性冠動脈粥種切除術(DCA)
  b.PTCRA(ロータブレーター)とELCA
 3 bare metal stent(BMS)
  a.IVUSガイド下(bare-metal)ステント留置
  b.ステント長の影響
  c.“適切な”ステント留置
  d.ステント留置病変における再狭窄の成因

E PCIの不成功とその因子
 1 IVUSガイドによるPCI成功率の向上
  a.血管壁内血腫
  b.冠動脈穿孔
  c.ステント内血栓症

 2 PCIに伴うplaque embolization
  a.IVUSからみたdistal embolizationとprotection divice
  b.CAGをもとにした塞栓症の評価
  c.その他の手法による塞栓の検出

3章 PCIストラテジーにおけるIVUS活用法

A Drug-eluting stent時代のIVUS活用法
 1 POBAから新デバイス,そしてlocal drug deliveryへ
 2 DES時代のIVUSの役割
  a.“どれだけ拡張するか”から“どのように拡張するか”へ
  b.DES登場による適応の拡大
 3 DESの問題点
  a.DES留置後の再狭窄
  b.ステント内血栓症
  c.DES留置後の病変部の変化

B 各種病変(解剖学的分類)におけるIVUS活用法
 1 左冠動脈主幹部(LMT)病変
 2 入口部病変
  a.negative remodeling
  b.ステント留置時の位置決め
  c.DESによる治療効果
 3 分岐部病変
  a.分岐部病変の問題点
  b.側枝へのプラークの偏位
  c.分岐部病変におけるステント留置
 4 小血管・びまん性病変
  a.びまん性病変の問題点
  b.びまん性病変に対するPCI
 5 静脈グラフト
  a.IVUSによる静脈グラフトの評価
  b.IVUSからみた静脈グラフト治療の遠隔期成績

C 病変背景におけるIVUS活用法
 1 石灰化病変
 2 血栓性病変と塞栓症
 3 慢性完全閉塞病変
  a.IVUS使用による初期成功率の向上
  b.長期開存とCTOに対するIVUSガイド下PCI
  c.CTOに対するDES留置
 4 ステント内再狭窄に対する再PCI
  a.“pseudo”ISR
  b.バルーン/cutting balloon angioplasty(CBA)
  c.ISRに対するBMSによる再治療
  d.ISRに対するアブレーションと“instant”restenosis
  e.ISRに対する血管内放射線照射療法(VBT)
  f.ISRに対するDESによる治療

D 患者背景とIVUS
 1 腎機能障害例に対するIVUSガイド下“less contrast use”PCI
 2 糖尿病患者におけるIVUSとPCI
 3 多枝病変に対する治療(バイパス術とPCI)

4章 血管内診断法の最前線

A IVUSを用いた薬剤の効果および区間領域における経時的変化の判定

B 超音波診断における今後の展望

C その他の血管内診断法

索引