書名 |
呼吸器疾患の心身医療 |
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筆頭著者 |
筒井末春・監(東邦大学名誉教授) |
その他著者等 |
編著者:村松 芳幸(新潟大学医学部保健学科助教授)村松公美子(新潟青陵大学看護福祉心理学部助教授)執筆者:真島 一郎(新潟大学医学部大学院医歯学総合研究科内部環境医学)吉嶺 文俊(新潟県立六日町病院内科部長・現新潟県立津川病院内科部長) |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-88002-455-4 |
発行年 |
2002年8月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 120頁 |
分類 |
臨床医学系/精神神経科学/心身医学・臨床心理学 |
価格 |
定価3,080円(本体2,800円 税10%) |
(監修者序文より抜粋)
内科領域でみられやすい気管支喘息や慢性呼吸不全の項では、症例が提示されていて、その具体的な治療法についてもわかりやすく解説されていて、呼吸器をあつかう一般臨床医にとっても実践に役立つ内容が盛られている。
また過換気症候群については変幻自在な臨床像を包括した立場から、また不安と呼吸の関連を再考するうえからも、最近の知見が文献的によく整理され問題点がクローズアップされている。
vocal cord dysfunctionも気管支喘息に類似した病態を示すケースとして難治化することが少なくなく、その取り扱いには難渋する場合がみられるが、治療法についても身体化障害の経過中に本症の発作を繰り返した症例を提示する中で、適切な対処法がまとめられている。
第1章 気管支喘息
気管支喘息の診断と治療-呼吸器病学、アレルギー学的立場から
気管支喘息の心身医学的診断
気管支喘息の心身医学的治療
喘息患者のQOL
第2章 Hyperventilation Syndrome:HVS(過換気症候群)
HVSは、Chimera(架空の怪物)か?
第3章 Vocal cord dysfunction(VCD)
症例
VCDの最近の知見
第4章 慢性閉塞性肺疾患
慢性閉塞性肺疾患(呼吸器病学的立場から)
慢性閉塞性肺疾患患者に対する心身医療
慢性閉塞性肺疾患のQOL
第5章 慢性呼吸不全
慢性呼吸不全(呼吸器病学的立場から)
慢性呼吸不全患者に対する心身医療
慢性呼吸不全患者のQOL