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書名

介助犬を知る ―肢体不自由者の自立のために

筆頭著者

高栁哲也・編

出版社名

名古屋大学出版会

ISBNコード

ISBN978-4-8158-0452-7

発行年

2002年11月

判型 / 頁数

A5判 / 354頁

分類

医療技術/介護・福祉

価格

定価3,080円(本体2,800円 税10%)

内容

障害者の日常動作を援助する介助犬は、2002年5月成立の身体障害者補助犬法で初めて法的に位置づけがなされた。本書はこの「生きた自助具」について、有効性や日本での現状と課題などをトータルに紹介しており、医療・福祉関係者のみならず、介助犬に関心を持つ全ての人が対象の書である。

目次

I 日本における介助犬使用支援システムの開発II 介助犬の状況と必要性 II-1 介助犬の定義と基準 II-2 介助犬の国内での沿革 II-3 介助犬の必要性・重要性と緊急性 II-4 介助犬の有効性とその効果 II-5 障害者の歴史と状況III 介助犬の実態 III-1 介助犬使用者の現状(1) III-2 介助犬使用者の現状(2) III-3 介助犬のわが国での実態 III-4 わが国の盲導犬の状況 III-5 世界の盲導犬の状況IV 介助犬の訓練と可能性 IV-1 医学と獣医学 IV-2 家庭犬の訓練 IV-3 介助犬の育成―日本の現状 IV-4 介助犬訓練士の現状と将来 IV-5 介助犬を適応とする障害とその疾患 IV-6 介助犬とリハビリテーション医学 IV-7 人適応科学から見た介助犬と障害者のリハビリテーションV 介助犬の課題と期待 V-1 介助犬の遺伝性疾患 V-2 介助犬の安全性と人畜共通感染症 V-3 人の医療と福祉に貢献する犬の健康管理 V-4 身体障害者補助犬法概説 V-5 介助犬育成過程における法的諸問題 V-6 介助犬を社会が受け入れるための条件整備 V-7 介助犬の地域社会における受容 V-8 人と動物の絆とペット・ロス V-9 動物虐待VI 世界的に見た介助犬の問題点(付録1)身体障害者補助犬法(付録2)身体障害者補助犬法施行規則