書名 |
現代微生物学入門 (第4版) |
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筆頭著者 |
南嶋洋一・他著(前宮崎医科大学副学長) |
その他著者等 |
水口康雄/中山宏明 著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-525-16074-6 |
発行年 |
2002年5月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 411頁 |
分類 |
基礎医学系/病原微生物学(細菌・ウイルス) |
価格 |
定価5,500円(本体5,000円 税10%) |

必須知識を体系的にわかりやすく説明して好評を得ている.微生物そのものの知識のみではなく,医学微生物学として "感染-微生物と生体とのかかわり" という視点からも充実した内容となっている.病原微生物学のエッセンスを通読して理解することができる良書.

1.微生物学への入門
1.ヘルスサイエンス領域における微生物学
2.微生物学の歴史
2.微生物学 総論 -微生物とはどのような生物か-
1.微生物学の対象
2.細菌とはどのような生物か
3.真菌とはどのような生物か
4.原虫とはどのような生物か
5.ウイルスとはどのような生物か
3.免疫 -異物に対する生体の反応-
1.はじめに
2.免疫現象の特徴
3.抗原(免疫源)
4.免疫系と免疫応答
5.液性免疫
6.細胞性免疫
7.生体内における免疫反応
8.免疫不全症候群
4.感染 -微生物と生体とのかかわり-
1.人間の生活と微生物
2.感染とはなにか
3.微生物の伝播様式
4.宿主―寄生体関係
5.微生物側からみた宿主-寄生体関係(微生物の病原性因子)
6.宿主側からみた宿主-寄生体関係(感染防御機構)
5.感染症の診断法
1.微生物学的診断法
2.検査結果の解釈
3.免疫学的診断法
付)顕微鏡
6.感染症の予防とコントロール
1.感染症の公衆衛生学的対策
2.病原体のコントロール
3.感染症のコントロール
7.細菌学 各論 -主な病原細菌と細菌感染症-
1.グラム陽性球菌群
2.グラム陰性好気性桿菌および球菌群
3.グラム陰性通性嫌気性桿菌群
4.グラム陰性嫌気性桿菌および球菌群
5.グラム陽性有芽胞桿菌群
6.グラム陽性無芽胞桿菌群
7.らせん菌群
8.スピロヘータ
9.コリネバクテリウム,マイコバクテリウム,その他のグラム陽性桿菌
10.マイコプラズマ
11.リケッチア
12.クラミジア
8.ウイルス学 各論 -主なウイルスとウイルス感染症-
1.ポックスウイルス科
2.ヘルペスウイルス科
3.アデノウイルス科
4.パピローマウイルス科
5.ポリオーマウイルス科
6.パルボウイルス科
7.オルトミクソウイルス科
8.パラミクソウイルス科
9.フィロウイルス科
10.ラブドウイルス科
11.トガウイルス科
12.フラビウイルス科
13.ピコルナウイルス科
14.レオウイルス科
15.コロナウイルス科
16.アレナウイルス科
17.ブニヤウイルス科
18.レトロウイルス科
19.カリシウイルス科
20.アストロウイルス科
21.肝炎ウイルスとウイルス肝炎
22.プリオンとプリオン病
23.腫瘍ウイルスと腫瘍
9.真菌学 各論 -主な病原真菌と真菌症-
1.深在性真菌症の原因菌
2.皮下真菌症の原因菌
3.皮膚真菌症の原因菌
4.表在性皮膚真菌症
5.真菌中毒症
10.原虫学 各論 -主な原虫と原虫疾患-
1.赤痢アメーバ
2.髄膜炎を起こすアメーバ
3.腟トリコモナス
4.ランブル鞭毛虫
5.トリパノソーマ属
6.リーシュマニア属
7.大腸バランチジウム
8.マラリア原虫
9.トキソプラズマ ゴンディイ
10.クリプトスポリジウム パルブム
11.サイクロスポーラ カエタネンシス
11.バイオセーフティ
1.院内感染とは
2.院内感染を起こしやすい微生物
3.医療行為と感染
4.院内感染防止対策
5.実験室内感染とその対策
付録
1.新興感染症・再興感染症
2.食中毒
3.かぜ症候群
4.性感染症
5.人獣(共通)感染症