書名 |
ハーバード大学講義テキスト 生物統計学入門 ―CD-ROM付 |
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原著者 |
Marcello Pagano・Kimberlee Gauvreau 著 |
筆頭著者 |
竹内正弘・監訳(北里大学大学院薬学研究科臨床統計部門教授) |
出版社名 |
丸善出版 |
ISBNコード |
ISBN978-4-621-07206-6 |
発行年 |
2003年3月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 428頁 |
分類 |
医学一般/医療統計学・医学情報学 |
価格 |
定価8,800円(本体8,000円 税10%) |
医薬研究・開発の現場において、正確なデータ解析は不可欠である。さらに、医薬開発においては、GCP、GLPなどの基準の設定に伴い、今後日欧米のハーモニゼーションが重要であり、ますます国際的にも通用する統計処理方法の確立・習得が必要となる。しかし一方で現在大学学部レベルで学ぶ統計学の内容ではこうした動勢に対応困難といわれている。こうした声に応えるべく、ハーバード大学公衆衛生大学院で医学・臨床研究に携わる際の必修科目である生物統計学入門講座テキストを翻訳したものが本書である。本書では、臨床試験・研究に必要な統計学の基礎が網羅され、コンピュータを使用することでできる限り数式を省き、理論を懇切丁寧に説明する。また医学雑誌等に発表された論文を例にあげ、その理論の応用が詳細に解説され、基礎理論の重要性が納得できるよう工夫されている。統計学の学習は無味乾燥でおもしろくないという先入観を払拭、思わず引き込まれる内容となっている。
1章 序論
2章 データの表示
3章 数字による要約尺度
4章 率と標準化
5章 生命表
6章 確率
7章 理論的な確率分布
8章 平均値の標本分布
9章 信頼区間
10章 仮説検定
11章 二つの平均の比較
12章 分散分析
13章 ノンパラメトリック法
14章 割合に関する推測
15章 分割表
16章 多重2×2分割表
17章 相関
18章 線形単回帰
19章 重回帰
20章 ロジスティック回帰
21章 生存時間解析
22章 サンプリング理論