書名 |
医用電気工学 ≪臨床工学シリーズ 8≫ |
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筆頭著者 |
日本エム・イー学会・監 |
その他著者等 |
金井寛・中山淑・星宮望・後藤幸弘 |
出版社名 |
コロナ社 |
ISBNコード |
ISBN978-4-339-07108-5 |
発行年 |
1991年3月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 254頁 |
分類 |
医療技術/臨床工学(ME) |
価格 |
定価3,080円(本体2,800円 税10%) |
臨床工学技士のための電気工学の教科書として書かれているが,医師・看護婦・臨床検査技師・診療放射線技師などの参考書としても適当である。容易に電磁気学を理解し,電気回路論が実用できるように工夫してある。
1 総論
1.1 電気工学総論
1.2 臨床工学と電磁気学
1.3 臨床工学と電気回路論
2 電磁気学
2.1 電荷と電界
2.1.1 摩擦電気
2.1.2 クーロンの法則
2.1.3 電荷の保存則と電気素量
2.1.4 電界と電気力線
2.1.5 電位
2.1.6 いろいろな電荷分布と電界,電位分布
2.1.7 導体と静電界
2.1.8 静電容量
2.1.9 静電シールド
2.1.10 誘電体
2.1.11 平行導線と同軸ケーブルにおける静電界
2.2 電流と導体
2.2.1 電流
2.2.2 抵抗
2.2.3 導体中の電荷の流れ
2.2.4 起電力
2.2.5 電力
2.2.6 拡がり抵抗
2.3 電流と磁場
2.3.1 電気と磁気
2.3.2 磁場
2.3.3 電流の発生する磁場
2.3.4 電流の受ける力
2.3.5 磁性体
2.4 電磁誘導
2.4.1 電磁誘導の法則
2.4.2 インダクタンス
2.4.3 うず電流と表皮効果
2.4.4 平行導線と同軸ケーブルにおける磁場と電磁誘導
2.5 電磁波
2.5.1 電磁波の発見
2.5.2 電磁波の発生と伝搬
2.5.3 電磁波の反射と屈折
2.5.4 いろいろな電磁波
演習問題
3 電気回路論
3.1 直流回路
3.1.1 オームの法則
3.1.2 キルヒホッフの法則
3.1.3 テブナンの定理とノートンの定理
3.1.4 ブリッジ回路
3.1.5 電力
3.2 交流回路
3.2.1 正弦波交流
3.2.2 交流電圧・交流電流の大きさ(実効値)
3.2.3 コンデンサ(容量)とその回路
3.2.4 コイルとその回路
3.2.5 コンデンサとインダクタンスの主な性質のまとめ
3.3 複素数を用いた記号法による簡単な表現
3.3.1 複素数とベクトル
3.3.2 正弦波交流の複素数表示
3.3.3 複素インピーダンス
3.3.4 L,,C,,R回路のインピーダンス
3.3.5 電気回路の計算
3.4 過渡現象
3.4.1 R,,C直列回路の過渡現象
3.4.2 R,,L回路の過渡現象
3.4.3 L,,C,,R回路の過渡現象
演習問題
4 電力装置
4.1 エネルギー変換と伝送
4.2 変圧器
4.2.1 変圧器の概要
4.2.2 変圧器鉄心の損失
4.2.3 変圧器の等価回路
4.2.4 変圧器の特性
4.3 誘導電動機
4.3.1 誘導電動機の概要
4.3.2 誘導機の特性
4.3.3 誘導機の始動と速度制御
4.3.4 単相誘導電動機
4.4 同期機
4.4.1 同期機の概要
4.4.2 同期機の原理
4.5 直流機
4.5.1 直流機の概要
4.5.2 直流機の原理
4.5.3 励磁方式による直流機の分類
演習問題
5 電気設備
5.1 電気設備機器の安全と接地設備
5.1.1 電圧の区分
5.1.2 電路の絶縁と絶縁耐力
5.1.3 接地工事
5.2 医用電気機器の安全基準
5.2.1 医用電気機器の分類
5.2.2 表示記号と色表示
5.3 病院電気設備の安全基準
5.3.1 医用接地方式
5.3.2 非接地配線方式
5.3.3 非常電源
演習問題
演習問題解答
索引