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書名

知覚のリハビリテーション ―評価と再教育

原著者

A. Lee Dellon 著

筆頭著者

内西兼一郎・監訳

その他著者等

岩崎テル子 訳/中田眞由美 訳

出版社名

協同医書出版社

ISBNコード

ISBN978-4-7639-2053-9

発行年

1994年6月

判型 / 頁数

B5判 / 268頁

分類

臨床医学系/リハビリテーション医学(医師対象)

価格

定価6,600円(本体6,000円 税10%)

内容

知覚中枢の再教育により知覚の回復を行なうための方法を過去の論文の検証に始まる基礎的・臨床的・実験的研究の中で紹介・解説し,その経過で開発された独自の検査法を加えて体系化する. CVA, 末梢神経損傷などの障害手の機能回復に有効な知覚検査と訓練プログラムを収録.「知覚の評価と再教育」の確立・普及をめざして活動するセンソリーリハビリテーション研究会が,手の外科医ととともに翻訳を完成させた.主要目次:第1部 基本にかえる 第1章 古典(文献的考察)/第2章 新しい形態学/第3章 感覚の神経生理学的基礎/第4章 神経断裂後の感覚小体/第5章 神経修復後の感覚受容器/第2部 知覚の評価 第6章 理論的ではあるが機能的でないもの/第7章 知覚回復のパターン/第8章 動的2点識別テスト/第9章 振動覚と音叉/第10章 手の知覚検査/第3部 知覚の再教育 第11章 手の神経修復の成績/第12章 知覚の再教育

目次

第1部 基本にかえる



 第1章 古典(文献的考察)

   はじめに/解剖学/生理学

 第2章 新しい形態学

   はじめに/感覚小体の進化/ファーター・パチニ小体/マイスナー小体/メルケル“小体”/末梢の皮膚無毛部   のモデル

 第3章 感覚の神経生理学的基礎

   はじめに/末梢感覚神経機構/中枢神経機構

 第4章 神経断裂後の感覚小体

   はじめに/初期の感覚研究/パチニ小体/マイスナー小体/メルケル触盤/臨床とのかかわり

 第5章 神経修復後の感覚受容器

   はじめに/初期の再神経支配の研究/パチニ小体/マイスナー小体/メルケル触盤/交叉再神経支配の研究

   /臨床とのかかわり



第2部 知覚の評価



 第6章 理論的ではあるが機能的でないもの

   はじめに/モバーグ/ウエーバー・テスト/ピックアップ・テスト/その他の検査

 第7章 知覚回復のパターン

   はじめに/神経損傷後の回復パターン/回復パターンに対する仮説/回復パターンに対する臨床的裏付け

 第8章 動的2点識別テスト

   はじめに/検査の実施について/健常値/異常値/中枢神経系との関連/コレステジア(Choraesthesia)とプ    ラスチック・リッジ/臨床とのかかわり



 第9章 振動覚と音叉

   はじめに/過去の臨床研究/音叉/振動計(vibrometer)/位置覚/臨床応用/振動知覚検査

 第10章 手の知覚検査

   はじめに/機能的な知覚の検査法/評価



第3部 知覚の再教育



 第11章 手の神経修復の成績

   正中神経/尺骨神経/指神経/結論

 第12章 知覚再教育

   知覚再教育のルーツ/知覚再教育の手技/神経修復後の知覚再教育の成績/知覚再教育の適応



文献一覧

資料1 訳語について

資料2 検査方法について

用語索引人名索引