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書名

中国医学 ―医・薬学で漢方を学ぶ人のために

筆頭著者

木村孟淳・他著

その他著者等

御影雅幸/劉 園英 著

出版社名

南江堂

ISBNコード

ISBN978-4-524-40207-6

発行年

2005年11月

判型 / 頁数

B5判 / 230頁

分類

薬学/基礎系薬学/創薬化学・製剤学

価格

定価(本体4,700円+税)

内容

心身全体の調和を重視した漢方医学の学習が多くの薬学生に求められる今日,本書はその起源であり処方に欠かせない中国医学の考え方・体系をイラストをまじえて解説した教科書.基礎となる陰陽五行説,気血津液・五臓六腑説,証と弁証論治,四診法,方剤と処方の実際をわかりやすく解説,また生薬の基源植物の薬効・配合例をカラーで詳説.臨床薬剤師にも最適の一冊.

目次

【主要目次】※外字および省略箇所あり.

第1章 世界の伝統医学
第2章 中国医学の歴史
第3章 中国医学の基礎概念と特色
1.中国医学の基礎概念
(1)中国医学とは
(2)中国医学の特徴
(3)中国医学の治療法
(4)中国医学と西洋医学の相違
(5)中薬と新薬の比較
(6)中国医学の適応症状,疾患
2.中国医学の基本的な特色
A.整体観
(1)人体と自然界の統一性
(2)人体は有機的な統一体
B.弁証論治
3.陰陽五行説
●未病
●未病を治す
A.陰陽説
(1)陰陽の関係
a.対立関係
b.制約関係
c.互根関係
d.消長関係
e.転化関係
(2)中国医学における陰陽説の運用
B.五行説
(1)五行の分類
(2)五行の相生・相克(相剋)関係
a.相生関係
b.相克関係
(3)五行の相乗・相侮関係
a.相乗関係
b.相侮関係
(4)中医学における五行学説の運用
a.五臓の相生関係
b.五臓の相克関係

第4章 中国医学の生理学
1.気,血,津液,精の生理
A.気,血,津液,精の生成と運行
a.気
b.血
c.津液
d.精
B.気,血,津液,精の生理機能
(1)気(陽気)
a.気の生理作用
b.気の分類
(2)血(陰血)
a.血の生理作用
(3)津液
a.津液の生理作用
(4)精(精気)
a.精の生理作用
b.精の分類
(5)気,血,津液,精の関係
a.気と血
b.気と津液
c.血と津液と精
2.五臓,六腑,奇恒の腑の生理
A.五臓,六腑,奇恒の腑の概念
B.五臓の生理機能
(1)心の生理
(2)肝の生理
(3)脾の生理
(4)肺の生理
(5)腎の生理
C. 六腑の生理機能
(1)胃の生理
(2)小腸の生理
(3)大腸の生理
(4)胆の生理
(5)膀胱の生理
(6)三焦の生理
D.奇恒の腑の生理機能
(1)脳,髄,骨
(2)脈
(3)胆
(4)女子胞
E.臓腑の表裏関係
3.経絡と経穴
A.経絡と経穴の概念
B.経絡の作用と種類
(1)十二経脈
a.十二経脈の循行(流注)
(2)奇経八脈
(3)経別,別絡,経節,皮部
a.十二経別
b.十五別絡
c.十二経筋
d.十二皮部
C.経穴(ツボ)
D.経絡と経穴の診断・治療への応用
(1)診断への応用
(2)治療への応用

第5章 中国医学の病因論
1.人はなぜ病気にかかるのか?
A.正気と邪気
B.疾病
2.病因論
A.六淫(外感性発病因子)
(1)風邪
●内風
(2)寒邪
●内寒
(3)暑邪
(4)湿邪
●内湿
(5)燥邪
●内燥
(6)熱邪(火邪)
B.七情(内傷性発病因子)
a.喜
b.怒
c.憂・思
d.悲
e.恐
f.驚
C.その他の発病因子
(1)不摂生・不養生
a.飲食の不摂生
b.過労
c.運動不足
d.その他
(2)体内の病理的産物
a.水湿(内湿)
b.痰飲
c.血★(★血)…★は「やまいだれ」に「於」

第6章 中国医学の診断・治療-弁証論治-
1.弁証論治とは
(1)弁証
(2)論治
(3)弁証論治の特徴
(4)症と証
2.八綱弁証
A.表裏と表証・裏証
(1)表裏
(2)表証と裏証
a.表証
b.裏証
c.半表半裏証
B.寒熱と寒証・熱証
(1)寒熱
(2)寒証と熱証
a.寒証
b.熱証
C.虚実と虚証・実証
(1)虚実
(2)虚証と実証
a.虚証
b.実証
D.陰陽と陰証・陽証
(1)陰陽
a.陰陽調和:健康
b.陰陽失調:病気
(2)陰証と陽証
a.陰証
b.陽証
2.気血津液弁証
A.気の病証の類型と臨床治療
(1)気虚証
(2)気陥証
(3)気滞証
(4)気逆証
B.血の病証の類型と臨床治療
(1)血虚証
(2)血熱証
(3)血寒証
(4)血★証(★血証)…★は「やまいだれ」に「於」
C.津液の病証の類型と臨床治療
(1)津液不足証
(2)水湿証(水毒)
(3)痰飲証
2.臓腑弁証
A.臓腑弁証とは
B.臓腑の病証と臨床治療
B-1.心と小腸の症証と臨床治療
虚証
(1)心気虚と心陽虚
(2)心血虚と心陰虚
実証
(3)心火亢進(上炎)
(4)心熱下注小腸
B-2.肺と大腸の症証と臨床治療
虚証
(1)肺気虚
(2)肺陰虚
(3)陰虚燥結(陰虚便秘)
実証
(4)寒邪犯肺
(5)熱邪犯肺
(6)痰湿阻肺
(7)実熱燥熱
B-3.脾と胃の病証と臨床治療
虚証
(1)脾気虚と脾陽虚
(2)中気下陷
(3)脾不統血
(4)胃陰虚
(5)脾胃虚寒
実証
(6)寒湿困脾
(7)脾胃湿熱
(8)食滞腸胃
(9)胃熱(胃火)
(10)胃寒(寒痛)
B-4.肝と胆の病証と臨床治療
虚証
(1)肝血不足(肝血虚)
(2)肝腎陰虚
実証あるいは虚実兼証
(3)肝陽上亢
(4)肝気鬱結
(5)肝火上炎
(6)肝胆湿熱
(7)肝気犯胃
(8)肝寒犯胃
(9)脾虚肝乗
B-5.腎と膀胱の病証と臨床治療
虚証
(1)腎精不足(腎虚)
(2)腎陽虚
(3)腎虚水泛
(4)腎陰虚(腎水不足)
(5)腎不納気
実証
(6)膀胱湿熱
C.臓腑兼病の病証と臨床治療
(1)心腎不交
(2)心脾両虚
(3)心腎陽虚
(4)脾腎陽虚
(5)肝脾不和
(6)肝胃不和
4.六経弁証
(1)六経と六経病
(2)六経の病証と治療
(3)六経病の伝経

第7章 中国医学の診察法
1.望神
(1)望神色(神色を観察する)
a.望神
b.望色
(2)望形態(形態の望診)
(3)望皮膚(皮膚の望診)
(4)望舌(舌診)
a.舌の部分と臓腑の関係
2.聞診
(1)音声を聞く
(2)臭いを嗅ぐ
3.問診
(1)一般的状況
(2)寒熱を問う
(3)汗を問う
(4)口渇と飲水
(5)食事
(6)睡眠を問う
(7)二便を問う
a.便秘
b.下痢
c.小便
(8)婦人に問う
4.切診(脈診・按診)
(1)脈診(切診)
a.脈診の部位(寸口診法・三部九候)
b.寸口脈と臓腑の関係
c.脈診の方法
d.脈象
(2)按診(触診)
a.肌表(皮膚)
b.手足の触診
c.胸・脇の触診
d.※腹部の触診…※は「にくづき」に「完」
e.兪穴の按診

第8章 中国医学の治療法則
1.中国医学の治療原則
(1)治病求本
a.本治:本を求む
b.標治:表を治す
(2)補虚瀉実
(3)扶正去邪
(4)随機制宜
2.治則
3.治法
(1)汗法(発汗法)
(2)下法(瀉下法)
a.寒下法(清熱瀉下)
b.潤下法(潤腸通便)
c.温下法
(3)吐法
(4)和法(和解法)
a.少腸調和法
b.営衛調和法
c.肝脾調和法
d.肝胃調和法
(5)温法(温裏法)
(6)清法(清熱法)
(7)消法(消導法)
(8)補法(補益法)

第9章 中国医学の方剤学
1.方剤の剤型・組成と用法
(1)方剤の剤型
(2)方剤の組成
2.方剤の各論

第10章 漢方による診断・処方
1.漢方独自の診断方法
2.主な漢方薬と証の診断
3.治療の実際
a.急性期(ひきはじめ)
b.慢性期

第11章 漢方生薬の種類と分類
1.薬効による分類
(1)三品分類(中国古代の分類)
(2)四気
(2)五味と帰経
(4)現代中医学における分類
2.科学的分類

第12章 漢方の主な剤型,製法,投薬方法
1.剤型
2.生薬の加工法,調剤法
A.修治
(1)修治の目的
(2)修治の基本的操作
B.湯剤mp調剤方法
3.煎じ方と服薬方法
A.処方の煎じ方
B.服薬方法

第13章 漢方生薬各論
阿膠 アキョウ
威霊仙 イレイセン
鬱金 ウコン
延胡索(玄胡索,元胡索) エンゴサク
黄耆(綿耆) オウギ
黄柏(黄蘗) オウバク
黄連 オウレン
遠志 オンジ
艾葉 ガイヨウ
何首烏 カシュウ
葛根 カッコン
滑石 カッセキ
乾姜 カンキョウ
甘草 カンゾウ
桔梗 キキョウ
菊花 キクカ
枳実(枳穀) キジツ(キコク)
羌活 キョウカツ
杏仁 キョウニン
苦参 クジン
荊芥 ケイガイ
桂皮 ケイヒ
膠飴 コウイ
紅花 コウカ
香附子 コウブシ
粳米 コウベイ
厚朴 コウボク
牛膝 ゴシツ
呉茱萸 ゴシュユ
牛蒡子 ゴボウシ
五味子 ゴミシ
柴胡 サイコ
細辛 サイシン
山梔子(梔子) サンシシ
山茱萸 サンシュユ
山椒 サンショウ
酸棗仁 サンソウニン
山薬 サンヤク
地黄(生地黄) ジオウ(ショウジオウ)
熟地黄 ジュクジオウ
地骨皮 ジコッピ
紫根(紫草) シコン
赤芍 セキシャク
白芍 ビャクシャク
車前子 シャゼンシ
縮砂(砂仁) シュクシャ
生姜 ショウキョウ
小麦 ショウバク
升麻 ショウマ
辛夷 シンイ
石膏 セッコウ
前胡 ゼンコ
蝉退 センタイ
蒼朮 ソウジュツ
蘇葉(紫蘇葉) ソヨウ(シソヨウ)
紫蘇子(蘇子) シソシ
大黄 ダイオウ
大棗 タイソウ
沢瀉 タクシャ
知母 チモ
釣藤鈎 チョウトウコウ
猪苓 チョレイ
陳皮 チンピ
天南星 テンナンショウ
天麻 テンマ
天門冬 テンモンドウ
冬瓜子 トウガシ
当帰 トウキ
桃仁 トウニン
独活 ドッカツ
人参 ニンジン
忍冬 ニンドウ
貝母 バイモ
麦芽 バクガ
麦門冬 バクモンドウ
薄荷(薄荷葉) ハッカ(ハッカヨウ)
半夏 ハンゲ
百合 ビャクゴウ
白朮 ビャクジュツ
枇杷葉 ビワヨウ
檳榔子 ビンロウジ
茯苓 ブクリョウ
附子 ブシ
防已 ボウイ
芒硝 ボウショウ
防風 ボウフウ
牡丹皮 ボタンピ
牡蠣 ボレイ
麻黄 マオウ
麻子仁 マシニン
木通 モクツウ
木香 モッコウ
竜眼肉 リュウガンニク
竜骨 リュウコツ
竜胆 リュウタン
良姜(高良姜,良姜片) リョウキョウ
連翹 レンギョウ
蓮肉(蓮子) レンニク
など

付録
1.参考図書
2.神農本草経序録

索引