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書名

脳神経外科リスクマネジメント

筆頭著者

宝金清博・他編著

その他著者等

石川達哉/今泉俊雄/上田祐司/大瀧雅文/岡 真一/柏原茂樹/小柳 泉/櫻井繁子/庄内孝春/鈴木倫保/高橋 明/滝上真良/瀧川修吾/寺坂俊介/丹羽 潤/野中 雅/野村貞宏/馬場雄大/藤澤博亮/宝金清博/松村茂樹/三上 毅/三木 保/南田善弘/八巻稔明/山下哲男/山村明範/吉藤和久/吉本哲之

出版社名

中外医学社

ISBNコード

ISBN978-4-498-12806-4

発行年

2005年5月

判型 / 頁数

B5判 / 260頁

分類

臨床医学系/脳神経外科

価格

定価(本体5,800円+税)

内容

脳神経外科におけるリスクマネジメントについて,一般論にとどまらず現場でおこったさまざまな事例を実践的に解説したハンドブック.

目次

第1章  リスクマネジメントの考え方  1
   1)用語の定義  1
   2)従来の定義  2
    a)厚生省保健医療局国立病院部政策医療課
         リスクマネジメントマニュアル作成指針  3
    b)国立大学病院付属病院長会議  4
    c)札幌医科大学  5
    d)山口大学  6
    e)藤田保健衛生大学医療安全管理指針  6
   3)本書における考え  7
   4)合併症の分類  9
   5)罹病率と死亡率(MorbidityandMortality)  10
   6)エビデンスに基づいた用語の整理  12

第2章  脳神経外科診療のリスク  15
   1)脳神経外科の安全度  15
   2)脳神経外科臨床のリスクの特徴  20

第3章  インフォームドコンセント  25
   1)インフォームドコンセントの要素  25
   2)医師-患者関係  26
   3)脳神経外科のインフォームドコンセント  27
   参考資料  未破裂脳動脈瘤の開頭,クリッピング手術  29

第4章  手術室のリスク  37
A.脳神経外科手術室の一般的リスク  37
 1.概説  37
   1)一般的なリスク  37
   2)脳神経外科手術の特徴とリスク  39
 2.体内異物遺残  41
    深部での綿片遺残  42
    脳室内の綿片遺残  42
    脳表面の手術での綿片遺残  43
    縫合針遺残  45
    シラスコンチューブの先端の残存  46
    体内遺残物の防止策(札幌医科大学手術室)  48
    遺残物対策の効果  51
 3.体位に伴うリスク  52
   1)体位による神経損傷  53
    尺骨神経麻痺  53
    腕神経叢障害  55
   2)3点固定ピンに伴うトラブル  57
    3点固定ピンによる陥没骨折と硬膜外血腫  57
   3)頭位に伴うトラブル  59
    嗅神経障害  59
 4.術中ショック  60
    イソジンアレルギー性ショック  60
 5.術後感染症  62
    開頭術後の感染症  63
 6.患者・術野・左右誤認  65
    術野左右の間違い  65
B.未破裂脳動脈瘤手術のリスク  67
 1.概説  67
 2.穿通枝障害  70
    穿通枝梗塞(1)  70
    穿通枝梗塞(2)  72
 3.術中破裂  74
    術中破裂と母動脈閉塞による脳梗塞  74
    術中破裂に伴う穿通枝梗塞  76
 4.母動脈閉塞  78
    母動脈の閉塞  78
    ラッピング素材による脳梗塞  80
 5.静脈損傷  82
    静脈損傷  82
 6.脳神経障害  84
C.血行再建術のリスク  87
 1.概説  87
 2.CEAの合併症  88
    CEA後の過灌流  88
 3.バイパス手術の合併症  90
    微小血管吻合の閉塞  90
    動脈瘤に対する高血流バイパスの閉塞  92
    バイパス手術後の出血合併症  94
 4.もやもや病の合併症  97
    もやもや病に対するバイパス手術後の虚血合併症  97
 5.過灌流障害  99
    血流遮断・再開通後の過灌流  99
D.水頭症手術のリスク  101
 1.概説  101
 2.感染  102
    腹腔端の感染  102
 3.シャントチューブの迷入  104
    シャントチューブの胸腔内迷入  104
 4.シャント圧の不全  106
    シャント後の硬膜下血腫  106
 5.シャントチューブの位置の不全  108
    シャントチューブの位置不全  108
 6.その他  110
    フィブリン糊によるマジャンディー孔の閉塞  110
E.脳腫瘍手術のリスク  112
 1.概説  112
 2.術後出血114
    髄膜腫の術後出血  114
    Gliomaの術後出血  116
    遠隔部位の出血  118
 3.血管損傷(動脈)  120
    穿通枝障害1  120
    穿通枝障害2  122
    内頸動脈損傷  124
    脳血管れん縮  127
    穿通枝障害  129
 4.血管損傷(静脈)  131
    正常静脈の損傷による術後の出血  131
    海綿静脈洞髄膜腫術後のシルビウス静脈閉塞  133
 5.脳実質損傷  136
    神経核損傷  136
 6.頭蓋底外科に伴う合併症  138
    感染症  138
    頭蓋底手術における静脈損傷  140
F.神経内視鏡手術  142
    第3脳室開窓術に伴う脳底動脈損傷  142
G.脊椎・脊髄手術のリスク  147
 1.概説  147
 2.頸椎前方手術に伴うリスク  148
    頸椎前方固定術でのレベルの間違い  148
    頸椎前方固定術での食道損傷  150
    頸椎前方固定術による反回神経麻痺  152
    頸椎前方固定術中の硬膜損傷  154
    頸椎前方固定術後の腸骨採取部の骨折  156
 3.脊椎後方手術に伴うリスク  158
    頸椎後方除圧術での術後急性硬膜外血腫  158
    脊髄腫瘍術後の髄液漏  159
    頸椎椎弓形成術後の術創感染160
    胸椎レベルの椎弓切除のレベル間違い  161
    脊髄腫瘍手術中の脊髄損傷  162

第5章  脳血管内手術  165
 1.概説  165
 2.虚血性病変治療におけるリスク  167
   1)頸動脈ステント留置術  167
    穿刺部位のトラブル  167
    ステント周術期の心筋梗塞  169
    ステント治療中の脳出血  171
   2)局所線溶療法  173
    局所線溶療法術後の脳出血  173
    局所線溶療法中の血管穿孔  176
 3.脳動脈瘤塞栓術に伴うリスク  179
    穿刺部位に関するトラブル  179
    脳動脈瘤塞栓中のcoilmigration  181
    Smallunrupturedaneurysmの術中穿孔  182
 4.硬膜動静脈瘻治療のリスク  184
    緊急で塞栓術を追加した頸動脈海綿静脈洞瘻  184
    小脳出血をきたした内頸動脈海綿静脈洞瘻  187

第6章  病棟のリスク  191
 1.概説  191
 2.ドレナージ関連のリスク  192
    腰椎ドレナージからのoverdrainage  193
    髄液ドレナージ回路のクランプ解除の遅れ  195
 3.動脈・静脈ラインのトラブル  197
    中心静脈ルートのトラブル  197
    外傷患者の動脈ライントラブル  200
 4.投薬関連のリスク  203
    脳神経外科の化学療法でのリスク  204
    化学療法(ACNU,VCR)に伴う
        サイトメガロウイルス肺炎による死亡例  205
    抗トロンビン剤による大動脈瘤切迫破裂  208
    フェニトインの血管外漏出による組織壊死  210
    リドカインの過量投与  212
    注射剤の誤投与  213
 5.転倒・転落  215
    ベッドサイドでの転倒  216
    窓からの転落  218
    転倒・転落防止  220
 6.静脈血栓症  224
    肺動脈血栓塞栓症  224

第7章  検査リスク  227
 1.概説  227
   1)X線検査のリスク  227
   2)造影検査のリスク  228
   3)脳血管撮影のリスク  230
   4)MR検査のリスク  230
   5)脳血流検査SPECT/PET  234
 2.血管造影の際の神経合併症  237
    脳血管撮影中の多発性梗塞  237
    血管撮影中の血栓塞栓症  240
 3.血管造影に伴うNonNeurologicalな合併症  242
 4.造影剤によるショック  245
    MR造影剤(マグネビスト)による血管造影  247
 5.ペースメーカーとMRI  249
    ペースメーカー患者のMRI検査  249
 6.小児の鎮静  251

第8章  脳神経外科外来のリスク  253
 1.概説  253
 2.投薬関連  254
    外来投薬の内服薬の説明不十分  254
 3.入院の判断  256
    入院が必要であった患者  256

索引  257