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書名

べてるの家の「当事者研究」 ≪シリーズ ケアをひらく≫

筆頭著者

浦河べてるの家・著

出版社名

医学書院

ISBNコード

ISBN978-4-260-33388-7

発行年

2005年2月

判型 / 頁数

A5判 / 310頁

分類

看護その他

価格

定価2,200円(本体2,000円 税10%)

内容

前作『べてるの家の「非」援助論』で,精神医療領域を超えて大きな注目を浴びた《べてるの家》で,今度は「研究」がはじまった。どうにもならない自分を,他人事のように考えてみる。するとなぜだか元気になってくる,不思議な研究。だから合い言葉は,「自分自身で,共に」。そして,「無反省でいこう!」

目次

I わたしはこうして生きてきました-サバイバル系
 1 摂食障害の研究-いかにしてそのスキルを手に入れたか
 2 「こころの壁」の研究-児童虐待からの脱出
 3 生活の“質(しち)”の研究-金欠を生き抜く方法
 intermission 1 ライブ! 精神科外来待合室で、岡本さんに出逢う
II 汲めども尽きぬ泉たち-探求系
 4 くどさの研究I-幻聴さんにジャックされる人、されない人
 5 くどさの研究II-〈くどうくどき〉は食いしん坊だった
 6 被害妄想の研究-幻聴さんだって自立する
 7 “暴走型”体感幻覚の研究-もう誰にも止められない
 intermission 2 ライブ! 幻聴さんとのつきあい方
III あきらめたら見えてきた-つながり系
 8 逃亡の研究I-統合失調症から“逃亡失踪症”へ
 9 逃亡の研究II-安心して逃亡できる職場づくり
 10 ケンカの仕方の研究-発展的別居のすすめ
 intermission 3 ライブ! 当事者研究ができるまで
IV 人生は爆発だ!-爆発系
 11 爆発の研究-「河崎理論」の爆発的発展!
 12 マスクの研究-俺は爆発型エンターテイナー
 13 「自己虐待」の研究-そのメカニズムと自己介入について
 intermission 4 「当事者」としてのわたしは、何に悩み、苦しんできたのか
V わたしたちの「当事者研究」-インタビュー
 14 わきまえとしての「治せない医者」
 15 わたしはこの仕事に人生をかけない