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書名

内視鏡的胃瘻造設術 ―手技から在宅管理まで (改訂第2版)

筆頭著者

嶋尾 仁・編著

出版社名

永井書店

ISBNコード

ISBN978-4-8159-1712-8

発行年

2005年1月

判型 / 頁数

B5判 / 192頁

分類

臨床医学系/消化器内科

価格

定価6,270円(本体5,700円 税10%)

内容

PEGの基本から,手技と管理の実際,在宅ケアの応用までを,箇条書きの簡潔な解説と色分けされた図とで詳しく解説.よりよい管理のための必読書.

目次

 1 胃瘻とは
I  瘻(孔)とは
II 胃瘻
III 外科的胃瘻造設術
IV 経皮内視鏡的胃瘻造設術の胃瘻形成
V PEGの癒着の程度

 2 PEGの歴史
I 胃瘻の歴史
II PEGの開発
III PEGの改良と普及

 3 PEGの適応
I PEGの適応に関する基本的な考え方
II PEGの一般的な適応
III PEGの応用と特殊病態での適応
IV PEGの禁忌
V 適応に関する問題点と再評価

 4 PEGの造設手技
I どの手技を選択するか
II それぞれの手技と管理上の特徴
III 術前処置
IV 施行場所
V 準備器材
VI 手技の実際

 5 PEGの特殊症例への手技
I 残胃に対する胃瘻造設術
II 内視鏡的空腸瘻造設術
III 胃全摘術後の空腸瘻
IV 腹水症例への胃瘻造設術
V 食道噴門部狭窄症例への胃瘻造設術

 6 小児のPEG -適応と手技の実際
I 適応
II 手技の実際

 7 PEGのクリニカルパス
I クリニカルパスの基準
II クリニカルパスの種類
III クリニカルパスの内容
IV クリニカルパスの評価

 8 PEG造設術後早期の管理
1)抗生剤の投与/2)瘻孔管理/3)経管栄養の開始/4)シャワー・入浴

 9 PEG造設術中および術後早期の合併症と対策
I 造設術中の合併症と対策
II 造設術後早期の合併症と対策

 10 PEGの栄養投与法
I PEG施行前に消化管が使われていたか否かによって栄養剤の開始方法はまったく異なる!
II PEG栄養の一般的注意
III 胃食道逆流症例の栄養投与法
IV より生理的な経腸栄養のための提言

 11 カテーテルの管理-カテーテルを長もちさせる方法
I カテーテルをよく観察すること
II カテーテルは正しく使う
III カテーテルはどのくらいもたせればよいか
IV カテーテル長期使用による問題
V カテーテルを長もちさせる方法

 12 PEG造設術後長期の瘻孔ケア
I 瘻孔ケアの実際
II PEGの合併症の種類と発生時の管理

 13 PEG造設術後長期の合併症と対策
I バンパー埋没症候群
II 瘻孔の開大
III 胃液の漏れによる瘻孔周囲の皮膚炎
IV 不良肉芽
V 胃潰瘍
VI 幽門閉塞、十二指腸閉塞

 14 PEG導入に伴う管理指導
I 指導の計画
II 指導内容
III 退院準備

 15 在宅ケアとPEG
I 「望まれる在宅医療」であるために
II 在宅栄養療法におけるPEGの意義
III かかりつけ医としての開業医におけるPEGの意義
IV PEGの在宅管理のために
V 胃瘻の在宅管理
バルーン式カテーテルの場合
VI PEGカテーテルの定期的交換
VII 地域におけるPEG認知とインフラ整備

 16 長期経管栄養に伴う問題点
    -在宅経腸栄養法の合併症とその対策
I 在宅経腸栄養法の前提条件
II 在宅経腸栄養法のアクセス経路
III 在宅経腸栄養法の合併症
IV 極めて稀であるが起こり得る経験例(自験例)
V 在宅成分栄養経管栄養法指導管理料とは
VI PEG後の長期経過観察例の検討―合併症の原因とその対策
VII 長期栄養のための経腸栄養剤の進歩
VIII 在宅にかかわる情報入手経路

 17 減圧胃瘻造設術
I 対象疾患
II 減圧PEGと経鼻減圧カテーテルとの比較
III 造設時の注意事項
IV 成績

 18 胃瘻カテーテルの交換
I 胃瘻カテーテルの種類とその特徴
II 胃瘻カテーテル交換時の注意
III カテーテル交換に伴う合併症とその対策

 19 在宅療養に関する保険制度
I 在宅経腸栄養に関する保険制度のポイント
II 在宅経腸栄養に関する保険制度の問題点
III 在宅経腸栄養に関する保険制度の将来

 20 PEG普及のための組織紹介
1)全国組織/2)地域の研究会などの組織

 21 栄養剤の種類と成分

 22 カテーテルの種類