書名 |
痙性斜頸 ―各科の治療の実際 |
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筆頭著者 |
柏瀬宏隆・編著(長谷川病院院長) |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-88002-448-6 |
発行年 |
2002年3月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 200頁 |
分類 |
臨床医学系/その他/治療一般 |
価格 |
定価4,400円(本体4,000円 税10%) |
現在、「痙性斜頸」の治療は、各科によって治療方法があまりにも異なっている。その治療方法の隔たりの大きさには驚くばかりである。
本書は、そのような現実を踏まえ、「痙性斜頸」の各科の治療方法を解説したものである。
本書により、それぞれの科の適応と限界を把握し、「痙性斜頸」を治療するにあたり、適切な治療方法が選択されることを願い編集された好著。
「総論」
定義・原因/診断/その他(脳血流など)/痙性斜頸の脳血流所見うつ病との合併
「各論」
1.臨床心理の立場から/治療方法/症例/治療結果/考察/まとめ
2.心療内科の立場から/薬物療法/自律訓練法/「筋電図バイオフィードバック療法」と「森田療法的アプローチ」/臨床動作法
3.精神科の立場から/痙性斜頸の3分類/痙性斜頸の発現機序と器官選択/痙性斜頸の治療/症例の提示
4.神経内科の立場から/内服薬/ボツリヌス毒素/Muscle Afferent Block(MAB)療法/鍼治療/リハビリテーション/治療法の優劣
5.脳神経外科の立場から/外科的治療の適応/外科的治療の種類と歴史的背景/外科的治療におけるinformed-consent/末梢神経遮断の実際/定位脳手術/硬膜内手術/脊髄硬膜外刺激