書名 |
記憶と精神療法 ―内観療法と回想法 |
---|---|
筆頭著者 |
川原隆造・他編著 |
その他著者等 |
編者:黒川由紀子・兼子 幸一 |
出版社名 |
|
ISBNコード |
ISBN978-4-88002-639-8 |
発行年 |
2004年9月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 112頁 |
分類 |
臨床医学系/精神神経科学/精神医学 |
価格 |
定価4,180円(本体3,800円 税10%) |

内観療法、回想法、精神分析療法はそれぞれ治療の枠組みは異なるが、過去に学習されたことやそれにまつわる記憶を回想して人生を再検討し、問題解決の糸口を見い出そうとする精神療法である。
本書は記憶と精神療法についてまとめた本邦初の成書である。

第1章 関係性の回想法─「内観療法」を展望して─
第2章 認知機能にあらわれる内観療法の効果
第3章 内観療法の治療機制─精神分析の立場から─
第4章 回想法と内観療法/回想法と内観療法の比較
第5章 回想法と記憶/回想法とは/痴呆性高齢者に対する回想法の実際
第6章 精神医学と記憶─不安はなぜおこる─
第7章 老年期の精神疾患─特に痴呆性疾患に焦点を当てて、最近の研究動向を中心に─
Q&A