書名 |
現場で役立つ 大腸検査の前処置 |
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筆頭著者 |
吉村 平・編著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-8159-1694-7 |
発行年 |
2004年7月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 120頁 |
分類 |
医療技術/臨床検査 |
価格 |
定価3,080円(本体2,800円 税10%) |

大腸X線・内視鏡検査での前処置の重要性の認識と研鑽のための書.基礎的理解や前処置の具体的方法を,「要点」「解説」という統一的フォーマットにより一目理解を図る.

1.大腸検査は前処置により進歩したか
I.大腸検査の目的
II.大腸検査と前処置
III.大腸検査の前処置に対する考え方の推移
2.大腸検査および前処置に必要な基礎的事項
I.大腸の解剖
II.大腸の生理機能
III.下剤(浣腸・腸管洗浄剤を含む)
IV.食事と前処置
V.検査時の前投薬
3.全大腸内視鏡検査における前処置
(1)大腸内視鏡のためのポリエチレングリコール経口洗腸法
I.大腸内視鏡のための洗腸法の歴史と問題点
II.Golytely法導入の経緯
III.無作為比較対照法によるGolytely最適量の検討
IV.今後の展開
V.消化管運動促進剤mosapride citrate併用による経口腸管洗浄液減量の試み
(2)マグコロールPによる方法
I.大腸等張マグコロールP法
II.検査食併用等張マグコロールP法
(3)大腸内視鏡検査前処置で内視鏡技師が気をつけること
I.日本消化器内視鏡技師研究会における大腸内視鏡前処置のアンケートより
II.内視鏡技師が気をつけること
4.注腸X線検査における前処置
I.注腸X線検査の基本的な方法
5.新しい前処置の試み
I.新しい検査方法に対する前処置
II.新しい前処置
III.新しい消化管蠕動抑制剤
6.個別にみた前処置と検査
I.検査方法と目的
II.患者の状態と大腸検査・前処置
III.大腸検査の前処置の評価方法
7.前処置による合併症および感染対策
I.大腸検査に伴う偶発症・合併症
II.大腸検査前処置における偶発症
III.大腸検査前処置における偶発症への対応
IV.前処置を中心とした内視鏡安全対策
V.大腸検査に関係する感染症とその対策
VI.大腸内視鏡検査に関係する感染症
VII.大腸内視鏡の洗浄・消毒
VIII.職業安全管理