書名 |
標準口腔外科学 (第4版) |
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筆頭著者 |
野間弘康・他監 |
その他著者等 |
瀬戸 晥一 監修/内山 健志 編集/近藤 壽郎 編集/久保田 英朗 編集 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-02042-8 |
発行年 |
2015年12月 |
判型 / 頁数 |
B5判 / 592頁 |
分類 |
歯科医学/口腔外科学 |
価格 |
定価13,750円(本体12,500円 税10%) |
11年ぶりの改訂となる歯科学生向けの口腔外科分野の教科書。口腔外科学領域の現状を踏まえたうえで、歯科学生が習得すべきミニマム・リクワイアメントを簡潔に提示。今版では、手術総論をはじめ、口腔外科の総論部分を充実させた。疾患各論も、本態、症状、診断、治療に至るまでわかりやすく解説している。またフルカラー化となり、多くの疾患がより視認しやすくなっている。巻末には、歯科医師国家試験出題基準対照表も収載。
第1章 口腔外科の歴史と展望
A 口腔外科の歴史
B 口腔外科医療の概念の変遷と今後の展望
第2章 口腔外科診断法
A 診断総論
B 主要症候
C 検査法
第3章 口腔外科手術総論
A 無菌法(滅菌法および消毒法)
B 基本的な手術器具の取り扱い
C 基本的手術手技
第4章 外科的侵襲の病態生理と患者管理
A 侵襲と生体反応
B 患者の評価および管理
C 栄養管理
D 救急蘇生法
E リスクマネジメントと医療安全
第5章 再生医療の口腔外科における活用
第6章 卒前臨床実習とモデル・コア・カリキュラム
第7章 口腔外科の卒後教育
第8章 先天異常および発育異常
総論
A 先天異常および発育異常の定義
B 先天異常の成因による分類
C 先天奇形の分類
D 口腔顎顔面の先天異常および発育異常
E 口腔顔面裂の成因
F 顔面・口腔の発生と先天異常
G 顎顔面変形症の成因と分類
各論
A 歯の異常
B 口腔顎顔面外科軟組織の異常
C 口唇裂・口蓋裂
D 顔面裂
E 顎顔面・口腔領域に徴候をみる症候群
F 顎顔面の変形および発育異常
G 合併症とその対策
第9章 損傷
総論
A 損傷の種類
B 創傷治癒
各論
A 歯の外傷
B 骨折
C 口腔・顔面軟組織の損傷
D 合併損傷
第10章 炎症
総論
A 炎症とは
B 炎症の臨床的側面
C 炎症の原因
D 炎症の経過とそのメカニズム
E 炎症の過程と組織変化
F 炎症の分類
G 感染症
H 臨床症状と診断
I 炎症の治療
各論
A 歯性化膿性炎症
B 特異性炎
C 全身感染症
第11章 嚢胞
総論
A 嚢胞の概念と定義
B 嚢胞の分類
C 一般的症状と診断
各論
A 発育性嚢胞
B 炎症性嚢胞
C 顎・口腔領域の非歯原性嚢胞
D 軟組織に発生する嚢胞
第12章 腫瘍および腫瘍類似疾患
総論
A 腫瘍の概論
B 悪性腫瘍の疫学
C 腫瘍の分類
D 発癌(病因)
E 前癌病変の概念
F 病態(症状)
G 診断と治療方針
各論
A 歯原性腫瘍
B 良性腫瘍
C 悪性腫瘍
D 腫瘍類似疾患
第13章 顎関節疾患
総論
A 顎関節の解剖構造
各論
A 発育異常
B 顎関節の外傷
C 炎症性疾患
D 代謝性疾患
E 退行性疾患
F 腫瘍性疾患
G 顎関節強直症
H 顎関節症
第14章 唾液腺疾患
総論
各論
A 形態および機能異常
B 炎症性疾患
C 異物
D 嚢胞
E 腫瘍
F 全身疾患に関連する病変
第15章 口腔粘膜疾患
総論
A 口腔粘膜の構造と機能
B 口腔粘膜疾患の分類
各論
A 発育異常
B 細菌感染症
C ウイルス感染症
D 角化異常症
E 自己免疫あるいはアレルギーと関連する口腔粘膜異常
F 色素沈着異常
G 血液およびその他の全身疾患と関連する粘膜異常
H 化学的および物理的傷害による粘膜疾患
第16章 口腔に症状を現す血液疾患および止血機構の障害
総論
各論
A 赤血球系疾患
B 白血球系疾患
C 造血系腫瘍
D 止血機構の障害
第17章 神経疾患
総論
A 歯・口腔・顎顔面に分布する神経と機能
B 中枢ならびに末梢神経疾患(障害)
C 中枢性ならびに末梢性疾患の診断(神経痛,神経麻痺,神経痙攣)
D 末梢性神経疾患の治療(外科療法,薬物療法,理学療法)
E 末梢神経疾患(星状神経節ブロック;SGB)
F 神経障害性疼痛の診断と治療
G その他の神経疾患
各論
A 神経痛
B 神経麻痺
C 神経痙攣
D その他の神経疾患
E 神経障害性疼痛
第18章 口腔・顎顔面疾患の手術とその他の治療
A 口腔・顎顔面疾患の手術
B インプラント総論
C 感染症と感染防止対策
D 口腔・顎顔面疾患のその他の治療
歯科医師国家試験出題基準対照表
和文索引
欧文索引