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書名

感情と看護 ―人とのかかわりを職業とすることの意味 ≪シリーズ ケアをひらく≫

筆頭著者

武井麻子・著

出版社名

医学書院

ISBNコード

ISBN978-4-260-33117-3

発行年

2001年3月

判型 / 頁数

A5判 / 280頁

分類

看護その他

価格

定価2,640円(本体2,400円 税10%)

内容

看護婦はなぜ疲れるのか。「巻き込まれずに共感せよ」「怒ってはいけない!」「うんざりするな!!」――看護は肉体労働でも頭脳労働でもあるが、なにより感情労働だ。どう感じるべきかが強制され、やがて自分の気持ちさえ見えなくなってくる。隠され、貶められ、ないものとされてきた<感情>をキーワードに、「看護とは何か」を縦横に論じた記念碑的論考!

目次

序章 見えない看護婦

1 看護の仕事
2 感情労働としての看護
3 看護婦のイメージ
4 「共感」という神話
5 身体が語る言葉
6 看護における無意識のコミュニケーション
7 死との出会い
8 傷つく看護婦、傷つける看護婦
9 看護婦という生き方
10 組織のなかの看護婦

終章 看護の行方