書名 |
ケア学 ―越境するケアへ ≪シリーズ ケアをひらく≫ |
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筆頭著者 |
広井良典・著 |
出版社名 |
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ISBNコード |
ISBN978-4-260-33087-9 |
発行年 |
2000年9月 |
判型 / 頁数 |
A5判 / 272頁 |
分類 |
看護その他 |
価格 |
定価2,530円(本体2,300円 税10%) |
どの学問分野の小さな窓から見ても、その姿はいつもフレームをはみ出している……医学・看護学・社会福祉学・哲学・宗教学・経済・制度等々のタテワリ性をとことん排し、積極的に“越境”することなしにケアの豊かさをとらえられないと考える著者の刺激に満ちた論考。時代は、境界線引きからクロスオーバーへ!
はじめに
I ケア学の必要性
1 ケアすることの意味
2 ケアのモデル/越境するケア
II サイエンスとしての医療とケアとしての医療
医療モデルの意義と限界
1 複雑系・EBM・標準化
2 病いのエコロジー
III 老人・子ども・ケア
生活モデルの新たな展開
1 人間の三世代モデル
2 老人の時間と子どもの時間
3 コミュニティそして自然
IV 超高齢化時代の死生観とターミナルケア
スピリチュアリティの次元
1 これからのターミナルケアへの視点
2 超高齢化時代におけるターミナルケア
3 ターミナルケアと死生観
4 深層の時間とターミナルケア
V ケアにおける医療と福祉
1 医療・福祉職種の役割分担
2 医療保険と介護保険の関係
VI ケアと経済社会
1 看護の経済的評価
2 ケアの市場化と社会保障
参考文献●「ケア」について考えるためのブックガイド