雑誌名 |
治療 |
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出版社 |
南山堂 |
巻・号 |
2002年 10月号 Vol.84 No.10 (2002年 10月 1日発行) |
特集 |
臨床現場のよりよい判断と決断のために |
定価 |
2,530円(本体2,300円 税10%) |
URL |

■ 序論
EvidenceだけではEBMではない(大生定義)
不確実性があっても怖くない(今井裕一)
■ 判断・決断に関しての方法論と用語の説明
新しい検査法の比較-感度・特異度・尤度比-(川畑秀伸 他)
診断において-感度・特異度・尤度比-(岡山雅信)
検査の選び方(八森 淳)
検査結果の信用性(安田 隆)
同じ症状で同じ検査結果でも病気の確率は異なる(亀井三博)
治療閾値理論による医学的判断(今井裕一)
■ 実際の適用にあたっての考え方
EBMと「患者の事情」(尾藤誠司)
倫理的な配慮(白浜雅司)
患者にどうEvidenceを伝えるか?(吉村 学)
■ 自分自身の応用にあたって,実践方法と理解
眼前の患者の問題をどう定式化し,EBMの手順にのせるか?(浅井泰博)
初心者のための検索-データベースへのアプローチ-(前田賢司)
文献吟味のコツ(新保卓郎)
文献の適用-患者と文献の違いをどう評価するか-(名郷直樹)
EBMの理解のために-同僚,研修医,学生にEBMをどのようにすれば理解してもらえるか-(須藤 博)
■ 上級編
臨床の不確実性を科学する-コンピュータシミュレーションによる臨床決断の考察-(青木則明 他)
■ Q&A
EBMに基づく健康診断の評価について教えてください.(杉森裕樹)
ガイドラインとEBMはどのような関係なのか教えてください.(武田裕子)
日本人にも海外のガイドラインを適用してもよいのか教えてください.(橋本 淳)
RRとORの違いについて教えてください.(大生定義)
Stratum-specific likelihood ratios(SSLRs 階層別尤度比)とは何ですか?臨床例に役立つ実例を教えてください.(池田正行)
研究デザインの違いとバイアスについて教えてください.(大生定義)
患者のQOLについて調べてみると出てくる言葉で「質的研究」とは何ですか?(宮田靖志)
ITの利用によってヘルスケア全体がどのように変化していくのか教えてください.(青木則明 他)
■ キーワード集および参考図書一覧