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雑誌名

Monthly Book OCULISTA

出版社

全日本病院出版会

巻・号

2023年 1月号 No.118 (2023年 1月 19日発行)

特集

低侵襲緑内障手術(MIGS)の基本と実践 ― 術式選択と創意工夫

定価

3,300円(本体3,000円 税10%)

URL

https://www.zenniti.com/

著作権管理

JCOPY

目次

MIGSの歴史と概念 赤木 忠道
  MIGSはその低侵襲性と一定の眼圧下降効果によって爆発的に普及した.何種類もの線維柱帯ターゲットMIGSがあり,今後濾過手術タイプ等も施行可能になる.
トラベクトーム. 笠原 正行
  トラベクトーム手術は重篤な合併症が少なく,手技が容易で,短時間で行うことができる.一方,手術効果に限界があり,追加緑内障手術を要する場合も少なくない.
ナイロン糸を用いたトラベクロトミー 新明 康弘
  ナイロン糸を用いたトラベクロトミーの手術用隅角鏡による線維柱帯観察,鼻側線維柱帯小切開,シュレム管内への糸の挿入,さらに全周切開を成功させるための工夫を解説する.
Kahook dual bladeⓇ 折井 佑介
  2枚刃による十分な線維柱帯切除と,良好な眼圧下降効果を持つ,重篤な合併症の少ない低侵襲緑内障手術用デバイスである.
谷戸氏ab internoマイクロフックロトミー 庄司 拓平
  TMHを用いたμLOTは本邦で広く普及したMIGS術式である.近年報告されている術式の特徴・術後成績・新たな器具の開発について概説する.
TrabEx+Ⓡ 岩﨑健太郎.
  TrabEx+Ⓡは灌流付きのMIGSであり,線維柱帯を帯状に切除できる.他の術式とは違い,灌流が付いていることによる利点を含め本術式について解説する.
iStentⓇとiStent injectⓇ W 安岡 恵子
  iStentⓇとiStent injectⓇ Wの比較,手術適応,手術手技の工夫点,トラブルシューティング,手術成績について述べる.
Preserflo MicroshuntⓇ 杉本宏一郎
  Preserflo MicroshuntⓇはMIGSのなかの濾過手術として位置付けられる新しい手術デバイスである.線維柱帯切除術と比較し安全性が高く合併症も少ない,今後が期待される手術である.
マイクロパルス毛様体レーザー 渡邉 三訓
  観血的な手術だけでなく,新しい器械を用いることにより,毛様体を目標とするレーザー治療においても,従来より侵襲が少なく,ある程度の眼圧下降を得られる術式が導入された.特に最も避けたい合併症である眼球癆の報告がなく,安全性は非常に高くなっていると思われる.さらに低濃度笑気麻酔で施行することで,球後麻酔による合併症を減らすことが可能となる.
今後,登場するMIGS 生杉 謙吾
  今後,国内でも一般に使用できるようになる可能性のあるMIGSのうち,いくつか代表的なものを文献からの図の引用を多く取り入れ,できるだけわかりやすく解説する.