雑誌名 |
呼吸器ジャーナル |
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出版社 |
医学書院 |
巻・号 |
2020年 8月号 Vol.68 No.3 (2020年 8月発行) |
特集 |
進行期肺癌治癒への道 ― がんゲノム医療と免疫プレシジョン医療の接点 |
定価 |
4,400円(本体4,000円 税10%) |
URL |
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著作権管理 |
JCOPY |

■特集 進行期肺癌治癒への道〜がんゲノム医療と免疫プレシジョン医療の接点〜■
企画:各務 博(埼玉医科大学国際医療センター呼吸器内科)
□プロローグ
肺癌患者の長期生存戦略(各務 博)
□総論
がんゲノム変異と肺癌(増澤 啓太・副島 研造)
肺癌における免疫学的バイオマーカーの現状と将来(北野 滋久)
□I.がん細胞遺伝子変異がもたらすもの
ゲノム変異からシグナル依存へ そのメカニズム
(1)EGFR遺伝子変異(藤田 一喬・萩原 弘一)
ゲノム変異からシグナル依存へ そのメカニズム
(2)ALK融合遺伝子変異(片山 量平)
腫瘍抗原(河上 裕)
□II.分子標的治療薬最前線
肺癌診療にゲノム診断をどう生かすのか?(藤野 智大・須田 健一・光冨 徹哉)
EGFR-TKI世代ごとの特徴(宮内 栄作・井上 彰)
EGFR-TKI獲得耐性のメカニズム(特にオシメルチニブ)(井手 真亜子・大田 恵一・岡本 勇)
EGFR-チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)と細胞障害性
抗がん剤もしくは血管新生阻害薬との併用治療(長島 広相・前門戸 任)
ALK-TKI薬剤ごとの特徴(佐藤 孝一・赤松 弘朗・山本 信之)
ALK阻害薬耐性(片山 量平)
ROS1/RET/BRAF遺伝子変異肺癌の治療(谷本 梓・矢野 聖二)
□III.免疫チェックポイント阻害薬の進化:複合免疫療法
PD-1阻害薬単剤治療効果とその特徴(有安 亮・西尾 誠人)
細胞障害性抗がん剤と抗PD-1/PD-L1阻害薬の併用効果:
additiveなのかsynergisticなのか?(田中 洋史)
放射線治療とPD-1阻害薬の効果(佐藤 浩央・大野 達也)
VEGFシグナル制御による免疫チェックポイント阻害薬の増強効果(高倉 伸幸)
CTLA-4阻害薬とPD-1阻害薬の効果(中村 泰大・寺本 由紀子)
周術期治療としての免疫チェックポイント阻害薬の効果(鈴木 弘行)
□IV.小細胞肺癌治療の進歩
小細胞肺癌治療における免疫チェックポイント阻害薬の役割(石原 昌志・関 順彦)
□V.抗悪性腫瘍薬と検査の費用対効果
抗悪性腫瘍薬と検査の費用対効果(後藤 悌)
●睡眠医学の90年(1930~2020)
連載第2回 睡眠医学の進歩と覚醒(目を覚ますこと)(安間 文彦)