序　文
Ⅰ.総　論
　1 関節リウマチの概念
　2 関節リウマチの自然経過と生命予後 ―Bioの前とBioの後―
Ⅱ.関節リウマチの疫学
　1 関節リウマチの疫学的動向
　2 関節リウマチの疫学─国際比較─
　3 関節リウマチの増悪因子(生活環境，生活習慣など)
Ⅲ.関節リウマチの発症要因と発症メカニズム
　1 関節リウマチの病因研究：概論
　2 発症要因
　　(1) 遺伝要因
　　(2) 環境要因
　3 発症メカニズム
　　(1) ACPA (anti-citrullinated peptide/protein antibody)の出現機序
　　(2) Th17細胞
　　(3) microRNA
　　(4) 自己抗原BiP(immunoglobulin binding protein)
　　(5) DcR3による遺伝子発現誘導
　　(6) microRNA-146aとmicroRNAプロセッシング制御機構
　　(7) 病原性CD4陽性T細胞サブセット
Ⅳ.関節リウマチの病理・病態
　1 骨破壊の病理学的特徴：概論
　2 骨軟骨の病態形成
　　　他6項目収載
Ⅴ.関節リウマチの基礎研究
　1 臨床応用を目指した基礎研究：概論
　2 PI3キナーゼとリウマチ性疾患
　3 抗リウマチ薬としてのTREM-1(triggering receptor expressed on myeloid cells-1)
　4 TNFα-induced adipose related protein (TIARP)の関節炎における新作用機序
　5 Connective tissue growth factor(CTGF)阻害による関節炎抑制効果(関節リウマチモデルマウス)
　6 滑膜線維芽細胞を標的とした新治療法
　7 転写因子Nkx3.2をターゲットにした治療
　8 新動物モデルによる関節リウマチのメカニズム解析
　9 炎症性サイトカインによるDNAメチル化制御
　10 ヒストン脱アセチル化阻害によるリウマチ治療
　11 骨組織の生体多光子励起イメージング
Ⅵ.関節リウマチの検査・診断
　1 検査・診断：概論
　2 臨床症状からの診断
　　　他3項目収載
　3 分類基準による診断
　　　他2項目収載
　4 検　査
　　　他5項目収載
　5 鑑別診断が必要な疾患
　　　他19項目収載
Ⅶ.類縁疾患
　1 悪性関節リウマチ/リウマトイド血管炎
　2 若年性特発性関節炎
　3 Felty症候群
　4 反応性関節炎(Reiter(ライター)症候群)
　5 その他　線維筋痛症と更年期障害
Ⅷ.関節リウマチの治療
　1 診療ガイドラインによる治療戦略：概論
　2 T2T(treat-to-target)の考え方
　3 内科治療
　　　他4項目収載
　4 外科治療
　　　他7項目収載
　5 その他
　　　他4項目収載
　6 新規開発治療薬
　　　他7項目収載
Ⅸ.関節リウマチの合併症
　1 肺病変
　　(1) 気道病変
　　(2) 間質性肺病変
　　(3) 胸膜病変
　　(4) 関節リウマチ合併肺病変
　2 消化器病変
　　 AAアミロイドーシス
　3 AAアミロイドーシス
　　(1) 間質性腎炎
　　(2) アミロイド腎症
　　(3) 糸球体腎炎
　4 リンパ節病変
　5 血管病変
　6 骨粗鬆症
　7 治療薬による有害事象
　　(1) 薬剤性肺障害
　　(2) 薬剤性腎障害

　　(3) 薬剤性肝障害
　　(4) 感染症
　　(5) 血液障害
　　(6) アナフィラキシー
　　(7) ステロイド
Ⅹ.関節リウマチの予後因子
　1 関節リウマチにおける生命予後規定因子
　2 関節リウマチにおける関節予後規定因子
　3 手指伸筋腱再建術の予後因子
　4 高齢発症関節リウマチの予後不良因子
ⅩⅠ.ガイドライン策定の意義
　1 生物学的製剤使用ガイドライン
　2 リウマトイド因子標準化のガイドライン
　3 リウマチ診療のための関節エコー撮像法ガイドライン
ⅩⅡ.トランスレーショナル リサーチ ―基礎から臨床応用まで―
　1 遺伝子治療
　2 細胞シートによる関節軟骨の再生医療
　3 核酸医薬
ⅩⅢ.特　論
　1 皮膚科医からみた関節リウマチの皮膚症状と特徴
　2 生物学的製剤の薬剤経済学
　3 透析患者の関節リウマチ治療
　4 挙児希望患者の関節リウマチ治療
　5 関節リウマチ診療の標準化

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