雑誌名 |
日本臨牀 |
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出版社 |
日本臨牀社 |
巻・号 |
2013年 6月増刊号 Vol.71 No.1041 (2013年 6月 20日発行) |
特集 |
脂質異常症 ― 基礎・臨床研究の最新知見 |
定価 |
19,140円(本体17,400円 税10%) |
URL |
|
著作権管理 |
JCOPY |
序 文
I.総論
1 動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012改訂の背景とその骨子
2 我が国における動脈硬化性疾患の疫学
3 脂質異常症による粥状硬化発症進展機序
4 動脈硬化性疾患の絶対リスクの評価と脂質管理目標
5 動脈硬化予防における多面的アプローチ
II.脂質・リポ蛋白代謝
1 脂質の種類と生体内存在様式
2 リポ蛋白の構造と機能
3 アポリポ蛋白の最近の知見
4 リポ蛋白代謝
他2項目収載
5 腸管におけるコレステロール吸収の分子メカニズム
6 コレステロール逆転送の分子機構
III.脂質異常症における動脈硬化発症・進展への分子メカニズム
1 血管内皮細胞の機能とその異常
2 LDLレセプターの機能異常
3 アディポサイトカイン産生異常
4 酸化ストレス、炎症の関与
5 インスリン抵抗性
6 マクロファージ泡沫化
IV.脂質異常症の臨床
1 脂質異常症の概念と診断基準
2 脂質異常症の疫学と大規模臨床試験
(1) 我が国における脂質異常症の疫学
(2) 脂質異常症と動脈硬化に関する大規模臨床試験
3 原発性脂質異常症の病因・病態・診断・治療
(1) 原発性カイロミクロン血症
(2) 原発性高コレステロール血症
(3) 内因性高トリグリセライド血症
(4) 家族性III型高脂血症
(5) 原発性高HDLコレステロール血症
(6) 原発性低LDLコレステロール血症
(7) 原発性低HDLコレステロール血症
4 続発性脂質異常症の病因・病態・診断・治療
(1) 続発性高コレステロール血症
(2) 続発性高トリグリセライド血症
(3) 続発性低脂血症
5 食後高脂血症の病態と臨床的重要性
6 その他の脂質異常症
(1) 高Lp(a)血症
(2) シトステロール血症
V.脂質異常症に起因もしくは脂質異常症を合併する関連疾患の管理・治療戦略
1 糖尿病
2 高血圧
3 冠動脈疾患
4 脳血管障害
5 メタボリックシンドローム
6 肥 満
7 高尿酸血症・痛風
8 慢性腎臓病
9 慢性肝疾患(NAFLD/NASH, PBC)
10 急性膵炎
11 甲状腺機能低下症
12 認知症
VI.脂質異常症・動脈硬化の検査・診断
1 身体所見(黄色腫など)
2 脂質関連マーカー測定とその臨床的意義
他9項目収載
3 LDLコレステロール直接法の現在の課題
4 動脈硬化バイオマーカー測定とその臨床的意義
他4項目収載
5 画像診断による動脈硬化度評価法
他3項目収載
6 脂質異常症診療における携帯型小型迅速生化学検査装置(POCT)の有用性
VII.脂質異常症・動脈硬化症の治療
1 ライフスタイルの改善
(1) 病型を考慮した食事療法
(2) 運動療法
(3) 脂質異常症における禁煙療法
2 新ガイドラインに基づく薬物治療の開始基準と治療目標値
3 薬物治療の選択基準および使用上の留意点
(1) スタチン系薬
(2) 陰イオン交換樹脂
(3) コレステロール吸収抑制薬
(4) プロブコール
(5) フィブラート系薬
(6) EPA製剤
(7) ナイアシン
(8) その他脂質異常改善薬
(9) 分子標的薬
4 多剤併用脂質低下療法
5 HDLコレステロール上昇療法
(1) 生活習慣の改善
(2) HDL選択的脱脂質化法
6 虚血性心疾患に対する拍動下冠動脈バイパス術―周術期脳梗塞の完全回避を目指して―
7 LDLアフェレーシス
8 遺伝子治療
9 再生治療の現状と課題
VIII.特論
1 心血管リスク予測因子としてのnon HDLコレステロールの有用性
2 動脈硬化性プラークの形成・破綻メカニズム
3 LDL受容体発現調節因子(SREBP)の役割
4 コーヒー摂取による抗動脈硬化作用
5 活性型ビタミンD3の抗動脈硬化作用
6 カルシウム拮抗薬の抗動脈硬化作用
7 動脈硬化調節因子としての性ホルモン
8 新規脂質異常症改善薬オメガ-3脂肪酸エチル(ロトリガ、EPA・DHA製剤)
IX.今後の展望
1 動脈硬化発症機序の更なる解明
2 動脈硬化予防における脂質異常症とメタボリックシンドロームの位置づけと治療戦略
3 脂質異常症治療の今後の展望
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