I.総論
1.子宮内膜症・子宮腺筋症とその治療
II.薬物療法
1.低用量ダナゾール療法
2.ルナベル
3.ヤーズ
4.ディナゲスト
5.アロマターゼ阻害剤
6.GnRHアゴニスト
III.手術療法
1.不妊症
2.チョコレート嚢胞
3.直腸腟中隔子宮内膜症
4.腸管子宮内膜症に対する腹腔鏡下手術－診断から手術まで－
5.子宮腺筋症の妊孕性温存手術
6.腹腔鏡下子宮腺筋症切除術
7.凍結骨盤に対する腹腔鏡下手術

■シリーズで学ぶ最新知識
再生医学と産婦人科 3.生殖細胞を培養下で作成する

■診療
遺伝形式によって異なる着床前遺伝子診断の移植可能胚獲得効率に関する検討
帝王切開後の子宮前壁楔状欠損と筋層菲薄化に関する検討

■臨床経験
低置胎盤では内子宮口から胎盤下縁の距離と胎盤辺縁の厚さが分娩時出血量の予測となるか？
常位胎盤早期剥離の診断に凝固・線溶マーカーは有用であるか

■症例
パクリタキセルによる重症アナフィラキシーショックの全身管理にFloTrac Systemが有用だった1例
前期破水後の骨盤位外回転術で複合胎位を呈し緊急帝王切開を要した1例

■海外文献から
不妊治療にかかるコスト：家族を持つための隠された苦悩
習慣流産患者の子宮内膜間質細胞は、ヒト良好胚と不良胚の選別能力の欠如が関与する