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雑誌名

がん看護

出版社

南江堂

巻・号

2012年 1-2月号 Vol.17 No.1 (2012年 1月発行)

特集

困ったときの倫理コンサルテーション ― SPIKESに沿って

定価

1,760円(本体1,600円 税10%)

URL

http://www.nankodo.co.jp/

著作権管理

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目次

特集にあたって 板井孝壱郎,稲葉一人,濱口恵子
総論
倫理的視点を意識したコンサルテーション 板井孝壱郎
法的視点を意識したコンサルテーション 稲葉一人
各論 濱口恵子,板井孝壱郎,稲葉一人
相談1 確定診断・病名・病状説明:情報を誰に知らせるのか-患者さんが家族への説明を拒否した場合-
 ・患者さんから「家族にいわないで」といわれた場合,どのようにかかわればいいでしょうか
 ・患者さんから「身寄りはないのでほかに連絡する必要はない」といわれた場合,どのようにかかわればいいでしょうか
相談2 確定診断・病名・病状説明:情報を誰に知らせるのか-家族が患者さんへの説明を拒否した場合-
 ・病状説明の日程を調整していたら,家族から「本人には,いわないでほしい」または「本人に情報の“一部”だけを伝えて“一部”は伝えないでほしい」といわれた場合は,どうすればいいでしょうか
相談3 患者さんの現状認識の把握の方法,および知りたい気持ち,知りたくない気持ちへの対応-患者さんの病気の理解と情報に対する気持ちへの対応-
 ・患者さんが自分の状況をどのように理解しているのかを把握するにはどうすればいいでしょうか
 ・患者さんから,「自分は知りたくない」といわれた場合は,どうすればいいでしょうか
 ・患者さんから「自分はすべてのことを知りたい」といわれた場合,どのようにかかわればいいでしょうか
 ・患者さんから「わからない」といわれた場合,どうすればいいでしょうか
相談4 患者さんの意向に沿った説明内容と方法,説明義務の範囲-看護師として患者さんに説明する場合-
 ・患者さんの心情に配慮しつつ,看護師がどのようにかかわったらいいでしょうか
相談5 患者さんからの要望に対してどこまで配慮するか-患者さんから無謀ともいえるような要望が出てきた場合-
 ・患者さんから,治療拒否や過剰治療・根拠のない治療,希望を求められた場合にはどうすればいいでしょうか
相談6 診療拒否・辞退-今後の診療が困難な場合-
 ・診療拒否・辞退をすること(診療契約を結ばないこと)は病院として,医療者として可能ですか

連載
事例から学ぶ がん急変対応のプラクティス【5】
 胃がん手術後の絞扼性イレウスによる血流分布異常性ショック-敗血症性ショック- 茂呂悦子
がん化学療法におけるナーシング・プロブレム【53】
 がん化学療法における上腕/前腕ポートの有用性と管理の実際 足利幸乃,宮部惠子

連載講座●JJCCレクチャー
がん看護のステップアップをめざして-看護研究論文の読みかた-【6】
 看護研究を臨床へ生かす(3)質的研究の生かしかた 長谷川久巳

REPORT
シンポジウム『ヒューマンケアの探究』報告 浅野美知恵
最期の日々を生きるがん患者を支える-訪問看護の現場から-
 病院と在宅をつなぐ看護 川越博美

BOOK
ここが知りたかった緩和ケア 〔評者〕篠田亜由美
エビデンスで解決!緩和医療ケースファイル 〔評者〕梅田恵