序　文─先制医療と認知症予防の展望─
Ⅰ.総　論
　1 認知症基礎研究の変遷と展望
　2 認知症臨床研究の動向と展望
　3 認知症治療薬開発の現状と展望
　4 我が国における認知症対策
Ⅱ.基礎編　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　1 認知症関連分子生物学
　　 1) 認知症関連分子生物学：概論　
　　 2) 各　論
　　　a. APP代謝とAβ産生
　　　b. Aβの生理的分解
　　　c. AβオリゴマーとAβ凝集
　　　d. Aβと神経細胞膜との相互作用
　　　e. 微小管機能とタウ
　　　f. 認知症の髄液学--診断マーカーとしての糖鎖修飾--
　　　g. ユビキチン
　　　h. αシヌクレイン
　　　i. TDP-43
　　　j. FUS/TLSと前頭側頭葉変性症
　　　k. Apolipoprotein E遺伝子
　　　l. Presenilin遺伝子
　　　m. Progranulin
　　　n. Alcadein
　　　o. Nicastrin
　　　p. プリオンタンパク質
　　　q. ポリグルタミン病
　2 認知症の神経病理学
　　 1) 認知症の神経病理学：概論
　　 2) 各　論　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　a. 老人斑の形成と分布
　　　b. 脳アミロイドアンギオパチー
　　　c. 神経原線維変化の形成と分布
　　　d. Braak分類
　　　e. 嗜銀顆粒
　　　f. グリア細胞の原線維変化
　　　g. ピック球
　　　h. レビー小体とLewy neurites
　　　i. グリア細胞質内封入体
　　　j. グリオーシスと活性化ミクログリア
　　　k. Spongiform change
　　　l. ラクナ梗塞と血管周囲腔
　　　m. 神経細胞死
　3 ニューロトランスミッターと神経伝達機能　　
　　 1) ニューロトランスミッターと神経伝達機能：概論
　　 2) 各　論　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　a. Meynert基底核とアセチルコリン神経伝達
　　　b. グルタミン酸神経伝達
　　　c. GABA神経伝達
　　　d. カテコールアミン神経伝達
　　　e. 記憶形成に関するシナプス可塑性
　4 認知症研究に用いられる動物・細胞実験モデル
　　 1) モデル実験系の現状：概論
　　 2) 各　論　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　a. アミロイドβタンパク質の脳室内注入アルツハイマー病モデル動物
　　　b. 嗅覚・嗅神経破壊モデル動物
　　　c. 遺伝子改変モデル
　　 3) 人工多能性幹細胞(iPS細胞)
Ⅲ.臨床編
　1 認知症の概念と定義
　2 認知症の症候学
　　 1) 認知症の症候学：概論
　　 2) 各　論　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　3 うつ病、せん妄と認知症
　4 認知症診療に用いられる評価法と認知機能検査
　　 1) 認知機能検査：概論
　　 2) 各　論　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　5 認知症診断に用いられる検査診断学とバイオマーカー
　　 1) 検査診断学とバイオマーカー：概論
　　 2) 各　論　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　6 認知症をめぐる大規模疫学研究
　　 1) 疫学研究におけるエビデンス構築：概論
　　 2) 各　論　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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