雑誌名 |
medicina |
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出版社 |
医学書院 |
巻・号 |
2010年 7月号 Vol.47 No.7 (2010年 7月発行) |
特集 |
高血圧診療 ― わかっていること・わからないこと |
定価 |
2,640円(本体2,400円 税10%) |
URL |
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著作権管理 |
JCOPY |
●今月の主題 高血圧診療 わかっていること・わからないこと
■観察研究と介入試験からの最新のエビデンスとその限界
論文解釈のピットフォール:臨床研究論文を正しく読もう(植田 真一郎)
脳卒中の一次予防,二次予防(桑島 巌)
リスクの低い(臓器障害のない)比較的若年者および女性の高血圧(景山 茂)
冠動脈疾患を有する高血圧-β遮断薬とRAS抑制薬の適切な使用(安 隆則)
慢性腎臓病(CKD)(田村 功一・戸澤 裕貴子・白 善雅)
高齢者高血圧(又吉 哲太郎)
糖尿病合併高血圧(浦 信行)
メタボリック症候群と高血圧(小園 亮次)
■指標やバイオマーカーの妥当性と診療への応用
外来血圧,家庭血圧,24時間血圧などさまざまな血圧の指標
-どれをどのように診察に使っていくか(中野 真宏・苅尾 七臣)
高血圧診療における血管機能検査の意義(松岡 秀洋)
血清学的指標,内分泌(BNP,アディポネクチン),EPCなど
-現時点での臨床的な妥当性,有用性と今後の展望(野間 玄督・東 幸仁)
二次性高血圧(高橋 克敏)
睡眠時無呼吸症候群と高血圧(安藤 真一)
■診療に役立つ病態生理の基本を理解しよう
レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系(久保田 和充・浦田 秀則)
電解質代謝,尿酸代謝と利尿薬(森永 潤・北村 健一郎)
動脈硬化と血管内皮,炎症,酸化ストレス(井上 晃男)
aortic stiffnessと脈派解析
-PWVと中心血圧を中心に(平田 浩三)
■降圧薬について本当のところを知り,使い方を理解しよう
サイアザイド系利尿薬は副作用の多い降圧薬か?(植田 真一郎)
β遮断薬:もはや主要な降圧薬でない?(築山 久一郎)
ACE阻害薬:咳の出るARB?
-ACE阻害薬のさまざまなエビデンスと具体的な使用法(佐藤 敦久・福田 誠一)
ARB:厳密に評価して,弱点,利点を知り,適切に使用する(杉本 研・楽木 宏実)
レニン阻害薬:今後どのような場面で使用されるか?(千本松 孝明)
Ca拮抗薬:いちばん使いやすい降圧薬?(髙瀨 浩之・土肥 靖明)
抗アルドステロン薬:主要降圧薬のひとつになり得るか?(森 典子・下澤 達雄)
合剤:本当に合剤は必要か?
-ARB/利尿薬,今後発売されるARB/Ca拮抗薬,Ca拮抗薬/スタチン(崎間 敦)
薬剤使用へのエビデンスの反映:日本と欧米の比較(山崎 力)
■一筋縄ではいかない高血圧診療
高血圧のエビデンスに基づく病歴と診察(名郷 直樹)
高血圧を有する入院患者への対処:緊急症,脳血管障害(山本 晴子)
塩分制限をどのように実現するか?(土橋 卓也)
治療抵抗性高血圧への対処(大石 充)
■座談会
高血圧のエビデンスをどう診療に生かすか(植田 真一郎・菊池 健次郎・中山 雅文・土橋 卓也)
■今月の主題・理解のための25題
問題
解答
●手を見て気づく内科疾患(19)
手掌紅斑,多彩な鑑別疾患(松村 正巳)
●今日の処方と明日の医学(2)
上手な研究計画書の書き方(佐藤 裕史・阿部 貴行・高橋 希人・監修=日本製薬医学会)
●目でみるトレーニング(西田 浩子/岡本 洋子/山本 光勝)
●外来診療に差をつけるコミュニケーションスキル(10)
日常診療の中でコミュニケーションスキルを鍛える(和座 一弘)
●アレルギー膠原病科×呼吸器内科合同カンファレンス(4)
結節性紅斑とTNF阻害薬は偶然か?(岡田 正人/仁多 寅彦)
●The M&M reports 見逃し症例に学ぶ内科ERの鉄則(11)
72歳女性 肺炎,敗血症性ショック(長谷川 耕平/岩田 充永)
●研修おたく海を渡る(55)
I hate role plays!ハーバードでの緩和医療ワークショップ(白井 敬祐)
