雑誌名 |
臨床雑誌内科 |
|---|---|
出版社 |
南江堂 |
巻・号 |
2010年 7月号 Vol.106 No.1 (2010年 7月発行) |
特集 |
糸球体疾患 ― 腎炎からネフローゼまで,最高の診療を目指して |
定価 |
2,640円(本体2,400円 税10%) |
URL |
|
著作権管理 |
JCOPY |
Vol.106 No.1 2010-7 INTERNAL MEDICINE
特集
糸球体疾患―腎炎からネフローゼまで,最高の診療を目指して
Editorial
腎臓病臨床の王道 南学正臣
Special Article
糸球体疾患とCKD 松尾清一
≪糸球体疾患の診断と病態生理≫
糸球体構造の理解―比較解剖からの知見 市村浩一郎
検診における尿検査異常患者の扱い 井上美貴
血尿の患者が内科受診したときに期待される診方 榎本裕
糸球体疾患の危険因子―疫学研究による発見 鶴屋和彦
糸球体疾患の診断の極意 甲斐平康
ネフローゼ症候群の病態生理―一般内科医として知っておくべきこと 山内淳
≪エビデンスに基づいた疾患別対応≫
IgA腎症の診断と治療 富野康日己
膜性腎症の対応,無治療か,ステロイドか,免疫抑制薬併用か 岡田浩一
二次性糸球体疾患の最大の原因・糖尿病性腎症治療における降圧薬の使い方 小川大輔
ループス腎炎とANCA関連腎炎の治療―副作用を最小限にして最大の治療効果を得るために 福岡利仁
進行した糸球体疾患の正しいマネージメント―導入間際の対処方法と透析開始時期への見切りの極意 木村守次
≪薬物療法の注意点≫
古典的免疫抑制薬と新しい治療薬 武井卓
糖尿病性腎症の血糖管理,腎機能に応じた適切な血糖管理をするために 安孫子亜津子
薬剤性糸球体疾患について知っておくべきこと 佐藤博
糸球体疾患に合併する代謝異常の治療 渡辺毅
≪break through≫
膜性腎症の原因解明と新規診断法への道 加藤秀樹
子癇前症の病態における新たな手がかり―子癇前症発症モデルマウスから得られた知見 金崎めぐみ
IgA腎症における糖鎖異常 鈴木仁
座談会
尿所見異常の診方・腎機能低下の診方・腎形態異常の診方 南学正臣(司会)・山田薫・本間之夫・外山勝英
●目でみる症例
急性期脳塞栓症 卜部貴夫
●診断力をみがくイメージトレーニング
高齢発症の著明な下腿浮腫を呈した1例/全身症状を伴わない皮膚潰瘍の1例 瀬戸口京吾
●内科医に役立つ皮膚科の知識
EBウイルスによる皮膚症状 岩月啓氏
●診療controversy―medical decision makingのために2型糖尿病患者に対するインスリン導入
まず1日1回注射から 勝野朋幸
頻回注射から 小沼富男
●コンサルテーション・スキル
第36回 わかっていないことを(2) 岩田健太郎
●臨床ノート:症例から学ぶピットフォール
外来での抗菌薬治療により改善が得られなかった市中肺炎の1例 加志崎史大
●TOPICS
炎症性腸疾患におけるインターロイキン-10受容体の遺伝子変異―bedsideからbenchへ,そして,benchからbedsideへ 松村貴由
寛解導入時のdaunorubicin増量は急性骨髄性白血病の予後の改善につながるか 仲宗根秀樹
●View Spot
私の循環器臨床研究 小川久雄
●Photo Report
溶接工肺の1例 坂本浩一
多発性にcerebral microbleedsが認められたアルツハイマー病―susceptibility-weighted imaging(SWI)所見 田口芳治
食道異所性皮脂腺の1例 宇野昭毅
●症例
副腎偶発腫で発見され,典型的な症候を欠いた褐色細胞腫の3例 有村愛子
類もやもや病を呈し,甲状腺クリーゼと同時に多発脳梗塞を発症したバセドウ病の1例 松下幸司
前頭蓋底骨折の22年後に肺炎球菌性髄膜炎を繰り返した1例 福田和浩
Limb shakingを呈した内頸動脈閉塞症の1例 松井聖博
初診時にトランスアミナーゼ高値にもかかわらずHBs抗原が陰性であったB型急性肝炎の1例 加藤秀章
Notch3 Cys93Tyr変異CADASILの1例 谷口昌光
肝転移を伴った悪性インスリノーマの1例 飯田啓二
【Book Review】
循環器疾患エッセンシャルドラッグ118(改訂第2版) 中谷敏
肺炎ガイドライン活用のための 抗菌薬のかしこい使い方 中西洋一
チャートでわかる実践IVUS,OCT&FFR 小宮山伸之
ガイドラインに準じた 循環器治療薬ファーストブック 増山理
【Information】
東京臨床糖尿病医会第128回特別例会
第4回日本緩和医療薬学会年会
第7回拡大内視鏡研究会
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