雑誌名 |
日本臨牀 |
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出版社 |
日本臨牀社 |
巻・号 |
2009年 10月増刊号 Vol.67 No.964 (2009年 10月 28日発行) |
特集 |
高血圧(第4版) 上 ― 日本における最新の研究動向 |
定価 |
16,280円(本体14,800円 税10%) |
URL |
|
著作権管理 |
JCOPY |
基礎編
序文
I. 総論
1. 高血圧基礎研究の今日的課題と今後の展望
2. 高血圧研究におけるRAA系の最新の知見と今後の展開
3. 高血圧研究における遺伝子解析の現状と展望
4. 高血圧研究における遺伝子改変動物の意義と問題点
5. 新しい循環調節ペプチドの探索
II. 我が国の世界へ発信した高血圧基礎研究の回顧
1. ヒト・レニンの分離・精製・遺伝子解析
2. ヒト・アンジオテンシン-Iの分離・精製・構造決定
3. ナトリウム利尿ペプチド研究を振り返って
4. エンドセリンの発見
5. アドレノメデュリンの発見
6. Ca拮抗薬(ニフェジピン)の高血圧治療薬としての臨床開発
7. 本態性高血圧の研究モデル動物 SHR ,SHRSP の開発―高血圧性疾患、‘メタボ’の成因、治療、根絶への新しい展望―
III. 血行力学・血行動態の知見
1. 血圧波形の物理的成因と末梢血圧からの中心血圧の推定
2. 健常者,高血圧前症(pre-hypertension),高血圧患者の血行動態の変化
3. 家庭血圧―収縮期・拡張期血圧の今日的問題点―
4. 高血圧病態における中心動脈血圧の意義
5. 橈骨動脈脈波を用いた中心動脈血圧の評価
Ⅳ. 血圧調節系と高血圧成因論
1. 中枢神経系
2. 自律神経系
3. 心・血管機能調節系
4. 腎血圧調節系
5. 内分泌調節系
Ⅴ. 循環生理活性物質の最新知見
1. 血管作動性物質―生合成,分泌,生理作用―
2. 受容体・シグナル伝達の最新知見
Ⅵ. 遺伝子研究
1. 原因候補遺伝子
2. 遺伝子多型
Ⅶ. 遺伝子改変動物に関する最新知見
1. レニン・アンジオテンシン系遺伝子欠損マウス
2. エンドセリン関連遺伝子改変動物
3. WKYコンジェニックラット(WKYpch1.0)
Ⅷ. 臓器障害発症機序・病態生理
1. 脳内レニン・アンジオテンシン系
2. 酸化ストレス
3. 心血管リモデリング
4. メカニカルストレス
5. 血管細胞のアポトーシス
6. 血管内皮機能障害
7. インスリン抵抗性
8. 糸球体高血圧(輸入・輸出細動脈)
9. 尿細管糸球体フィードバック
10. アルドステロン・ブレイクスルー
Ⅸ. 高血圧病態モデル動物に関する最新知見
1. L-NAME投与SHR
2. インスリン抵抗性・高血圧ラット
3. Zucker fatty ラット高血圧モデル
4. Dahl心不全モデルラット
5. メタボリックシンドロームの高血圧モデル動物の開発
Ⅹ. 新規開発高血圧治療薬の基礎研究
1. (プロ)レニン受容体阻害薬
2. エンドセリン拮抗薬
3. バゾペプチダーゼ阻害薬
ⅩⅠ. 降圧薬の臓器保護に関する最新知見
1. ARB
2. ACE-Ⅰ
3. 抗アルドステロン薬
4. Ca拮抗薬
5. レニン阻害薬
ⅩⅡ. 危険因子に関する最新知見
1. 加齢
2. 性差・閉経
3. 肥満
4. 食塩
5. 生活習慣
ⅩⅢ. 特論
1. 高血圧症における血管内皮前駆細胞の意義
2. 薬剤の多面的作用と血管保護
3. 循環器領域への新しい遺伝子改変マウス作製技術の応用
4. AT1受容体阻害薬による認知症病態修飾の新たな視点
5. 高血圧感受性遺伝子同定とゲノムワイド関連解析(GWAS)
6. 日本人の糸球体濾過量(GFR)推算式と我が国のCKD患者の実態
