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雑誌名

日本臨牀

出版社

日本臨牀社

巻・号

2009年 1月増刊号 Vol.67 No.950 (2009年 1月 28日発行)

特集

がん薬物療法学 ― 基礎・臨床研究のアップデート

定価

16,940円(本体15,400円 税10%)

URL

http://www.nippon-rinsho.co.jp/

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目次

序文  がん制圧に向けての将来展望
I.総 論
  1. ヘルシンキ宣言とがん臨床研究に関する倫理指針
  2. 我が国におけるがん対策の現状
  3. がん診療の医療経済学
II. 癌の病因・病態
  1. 遺伝子
  2. 癌の易罹患性の遺伝素因
  3. 細胞癌化とシグナル伝達
  4. 癌細胞の細胞周期異常
  5. 細胞の癌化とアポトーシス
  6. 血管新生と癌の増殖・進展
  7. 癌細胞の転移・浸潤機構
  8. 癌におけるエピジェネティックな異常
  9. テロメアとゲノム安定性
 10. 癌幹細胞と新しい治療戦略
 11. 細胞分化
 12. プロテアソーム
 13. 耐性因子
 14. 腫瘍免疫
III. 癌分子診断のための手法
  1. 分子細胞生物学的解析
  2. トランスクリプトーム解析(cDNAマイクロアレイ,DNAチップ)
  3. 大腸癌におけるKRAS遺伝子変異の臨床的意義とその測定方法についての考察
  4. 癌のゲノム構造異常とその意義
  5. 網羅的エピゲノム解析
  6. プロテオミクス解析
  7. 遺伝子多型解析
  8. バイオインフォマティクス
  9. 機能画像診断
 10. 診断用ミニチップ
IV. 作用機序からみた抗悪性腫瘍薬の分類
  1. 殺細胞性抗悪性腫瘍薬
  2. 分子標的治療薬
V. 抗悪性腫瘍薬の薬理学・薬力学・薬理遺伝学
  1. 分子薬理学
  2. 薬物動態・薬力学  
  3. 薬理遺伝学
  4. DDS
  5. 薬物相互作用
  6. 個別化治療の可能性
VI. 抗悪性腫瘍薬の合併療法―総論と基本コンセプト―
  1. 併用化学療法
  2. 化学放射線療法
  3. 術前・術後補助化学療法
  4. 大量化学療法
VII. 抗悪性腫瘍薬の臨床試験―行政との関わり―
  1. がん臨床研究と利益相反
  2. インフォームドコンセント
  3. 第Ⅰ・Ⅱ相試験
  4. 第Ⅲ相臨床試験
  5. 臨床試験における統計学
  6. 臨床試験におけるデータセンターの役割
  7. 臨床試験データの読み方
  8. 分子標的治療薬の評価
  9. RECIST guidelines
 10. NCI-CTCAE
 11. QOL
 12. 医師主導治験と治験活性化計画
 13. 適応外医薬品・未承認薬を用いた臨床試験
 14. 抗悪性腫瘍薬試験におけるCRC
VIII. 抗悪性腫瘍薬の副作用対策
  1. 薬物代謝に基づく用量設定の可能性
  2. 副作用とその対策
IX. サイコオンコロジー・緩和医療
  1. サイコオンコロジーの役割
  2. 緩和医療の位置づけ
X. 臨床腫瘍学の教育
  1. がんプロフェッショナル養成プラン:「南関東圏における先端的がん専門家の育成―患者中心のチーム医療を牽引する人材育成の拠点づくり」
  2. 都道府県がん・地域がん診療連携拠点病院
  3. NPO法人日本臨床腫瘍学会による教育
XI. 各臓器癌に対する薬物療法
  1. 脳腫瘍
  2. 頭頸部癌
  3. 乳 癌
  4. 食道癌
  5. 小細胞肺癌
  6. 非小細胞肺癌
  7. 悪性中皮腫
  8. 胚細胞腫瘍
  9. 胃 癌
 10. 大腸癌(結腸・直腸・肛門癌)
 11. 肝 癌
 12. 膵癌・胆道癌
 13. 泌尿器癌
 14. 婦人科癌
 15. 悪性骨軟部腫瘍
 16. メラノーマ・皮膚癌
 17. 原発不明癌
 18. 小児固形腫瘍
 19. 小児造血器腫瘍(小児白血病・乳児白血病・小児悪性リンパ腫)
 20. 白血病
 21. 多発性骨髄腫およびその類縁疾患
 22. 骨髄異形成症候群
 23. リンパ増殖疾患
 24. HIV/AIDSに関連した悪性腫瘍
 25. 内分泌腫瘍(下垂体腫瘍・甲状腺腫瘍・副腎腫瘍など)
XII. トピックス
  1. 肺癌における ALK fusion gene と新しい分子標的
  2. HPVワクチンによる子宮頸癌一次予防の可能性
  3. Helicobacter pylori 除菌による胃癌予防の可能性
  4. ウイルス肝炎治療による肝癌進展予防