■特集　炎症性腸疾患外科治療の controversy
特集によせて（渡邉　聡明）
〔潰瘍性大腸炎に対する最適な外科治療とは？〕
全大腸切除術：1 期手術か 2 期・3 期手術か
　1 期手術の立場から（池内　浩基・他）
　2 期・3 期手術の立場から（小川　仁・他）
標準術式として肛門管内直腸粘膜抜去は必要か
　必要とする立場から（荒木　俊光・他）
　必要でないとする立場から（板橋　道朗・他）
開腹手術か腹腔鏡下手術か
　開腹手術の立場から（杉田　昭・他）
　腹腔鏡下手術の立場から（國場　幸均・他）
J 型回腸嚢か W 型回腸嚢か（飯合　恒夫・他）
〔クローン病に対する最適な外科治療とは？〕
開腹手術か腹腔鏡下手術か
　開腹手術のメリット（二見　喜太郎）
　Hand－assisted laparoscopic surgery（HALS）のメリット（中島　清一・他）
　クローン病に対する腹腔鏡下手術のメリットとデメリット（野村　明成・他）
長い狭窄性病変に対する術式－狭窄形成術か腸切除術か（舟山　裕士・他）

●カラーグラフ　エキスパート愛用の手術器具，手術材料・5
マイクロ波凝固装置（才津　秀樹・他）
●ロンドン外科学史瞥見・1
ジョン・ハンターの足跡を辿る（佐藤　裕）
●病院めぐり
長野赤十字病院外科（袖山　治嗣）
藤森医療財団藤森病院外科（西牧　敬二）
●私の工夫
結び目の目立たない真皮水平マットレス連続縫合（宮崎　恭介）
●総説
腹腔鏡下右側結腸切除術における視野に関する考察－特に右側結腸の筋膜構成　
（三毛　牧夫・他）
●臨床報告・1
虫垂子宮内膜症の 1 例（若杉　正樹・他）
恥骨軟骨肉腫術後 8 年目に小腸肉腫を認め切除した 1 例（篠原　敏樹・他）
良性疾患による幽門狭窄に対する完全腹腔鏡下胃・空腸バイパス術（小竹　優範・他）
Gemcitabine 投与で肝転移巣が消失し，原発巣の切除を行った膵粘液性嚢胞腺癌の 1 例（桑田　和也・他）
虫垂切除手術創に癒着した大網から腹腔内出血をきたした 1 例（伊地　隆晴・他）
蛋白漏出性胃癌の 1 例（砂川　宏樹・他）
乳癌手術後に腋窩 seroma から悪性細胞が証明され，再発なく 9 年が経過した 1 例　
（木村　正美・他）
在宅静脈栄養法（HPN）に間欠的完全静脈栄養法（TPN）を導入した短腸症候群の 1 例
（甲谷　孝史）
●ひとやすみ・46
御用聞き（中川　国利）
●コーヒーブレイク
新御 3K（板野　聡）