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雑誌名

医学のあゆみ

出版社

医歯薬出版

巻・号

2009年 1月第五土曜特集号 Vol.228 No.5 (2009年 1月 31日発行)

特集

レニン・アンジオテンシン系のすべて

定価

5,720円(本体5,200円 税10%)

URL

https://www.ishiyaku.co.jp/

著作権管理

JCOPY

目次

【RASの調節機構】
 組織RASの調節機構
 レニン・プロレニンの構造と機能-見えてきたプロレニンの生理機能
 (プロ)レニン受容体依存性および非依存性病態
 アンジオテンシンIIへの変換機構の多様性とその意義
 ACE2,Ang(1-7)-Mas系
 アルドステロンの新しい作用機序
【アンジオテンシンII受容体の多様性とシグナル伝達】
 AT1受容体によるEGF受容体トランスアクチベーション
 AT1受容体活性化によるNADPHオキシダーゼを介した活性酸素種の産生機構
 AT1受容体を介する心肥大形成におけるTRPCチャネルの役割
 アンジオテンシンII受容体のダイマー形成の病態生理学的意義
 アンジオテンシンII受容体に直接結合する新規機能制御因子
 メカニカルストレスによるAT1受容体活性化と心肥大形成
【RASの病態生理】
 食塩感受性とレニン・アンジオテンシン・アルドステロン系
 RASに関する疾患ゲノム解析
 高血圧発症と高血圧退行(regression)におけるRASの役割
 RA系による血管内皮障害の新しい分子機序
 アンジオテンシンIIによる炎症と内皮機能障害
 骨髄RASの血管傷害後内膜増生における役割
 アンジオテンシンによる血管系細胞の発生分化と血管形成の制御
 レニン・アンジオテンシン系によって制御される血管老化メカニズム
 アルドステロンによる血管障害のメカニズム-酸化ストレスの視点から
 心腎連関(心腎症候群)とレニン・アンジオテンシン系(RAS)
 CKDとRAS
 インスリン抵抗性とRAS
 脂肪組織RASと肥満
 臓器線維化とRAS-線維芽細胞の活性化におけるRASとTGF-βシグナルのクロストーク
 循環調節中枢“脳”におけるレニン・アンジオテンシン系の分子機構
 AT2受容体シグナルに着目した脳保護作用-ARBに期待される脳保護効果
 急性呼吸不全におけるACE,ACE2の役割
 受精担当分子としてのアンジオテンシン変換酵素-GPIアンカー型蛋白質遊離機能との相関
 腫瘍進展におけるRASの役割とその阻害薬による新しい癌治療
 赤血球造血とレニン・アンジオテンシン系
 骨粗鬆症とRAS
 妊娠高血圧症候群の病態とRAS
【RAS抑制薬の新展開】
 レニン阻害薬の降圧作用と臓器保護作用-アリスキレンの特徴と有用性
 ACE阻害薬かARBか,あるいは併用か?
 ARBとの併用薬は利尿薬か,カルシウム拮抗薬か?
 ARBのPPARγ活性化作用
 RAS抑制による心房細動のupstream治療
 抗アルドステロン薬の臓器保護効果
 アルドステロンブレイクスルー現象-アルドステロンはRAS系のブースター
 キマーゼ阻害薬の展望
 わが国におけるアンジオテンシンII受容体拮抗薬のエビデンス